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中国「人工太陽」プロジェクト進展、実験向けコア装置完成
安徽省合肥市にある中国の核融合の中心的な研究所である中国科学院合肥物質科学研究院プラズマ物理研究所は14日、強粒子流直線型プラズマ装置「赤霄」の運用を開始した。国営通信社の新華社は、「赤霄の誕生は、次世代の“人工太陽”と »
オランダ、4月1日から半導体製造装置の輸出規制を拡大
オランダのReinette Klever(レイネット・クレーバー)対外貿易開発相は15日付の官報で、4月1日から半導体製造装置の輸出管理規制を改定し、先端半導体の製造に使用可能なより多くの種類の技術(ソフトウエア含む)が »
TCL、134億元で韓国LGディスプレイの広州工場を完全買収
中国ディスプレーパネル大手のTCL科技集団はこのほど、持株子会社、TCL華星光電技術(広東省深セン市)が総額134億元を投じて、韓国LGディスプレイ(LGD)が所有する広州市の大型液晶ディスプレイ(LCD)工場2カ所を完 »
バイデン政権がAI半導体の輸出規制強化、中国への“迂回輸出”防止
米バイデン政権は13日、人工知能(AI)半導体の新たな輸出規制案となる「AI普及に関する暫定最終規則(Interim Final Rule on AI Diffusion)」を発表した。米国の安全保障と経済力を強化するこ »
CESで中国企業が存在感、AIデバイスなど80社
7日に米ラスベガスで開幕した世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」は、人工知能(AI)技術が展示の主役となっている。中でも中国企業が存在感を示しており、AIを搭載したスマートグラ »
世界の新設ファブ、25年は18工場 中国本土が3工場
世界の半導体の業界団体、SEMI(米カリフォルニア)によると、2025年に世界で新設される計画のファブ(半導体製造施設)は18工場に及び、このうち中国本土が3工場となる見通しだ。新設ファブには200ミリ(mm)ウエハーフ »
「AIグラス」大競争時代突入へ、中国ARスタートアップも気勢
2025年はAI(人工知能)を搭載したスマートグラスの普及が一気に進み、業界企業は大競争時代に突入するとみられる。中国では、拡張現実(AR)関連スタートアップが単身、Meta(メタ)やApple(アップル)といった米大手 »
中国政府、EV用電池と主要鉱物技術を輸出制限へ
中国商務部は2日、「中国輸出禁止・輸出制限技術目録」を調整し、電池部品の製造や主要鉱物であるリチウムとガリウムの加工に使用される一部の技術に輸出制限を課す方針を発表した。トランプ次期米大統領を就任を受けての米中貿易戦争の »
小米、1万基搭載の大規模GPUクラスター構築へ 中国紙
中国のスマートフォン大手の小米(シャオミ、北京市)は、人工知能(AI)ビッグモデル向けの専用計算基板として、1万基以上のGPU(画像処理半導体)を搭載した自前の大規模GPUクラスターの構築に着手したもようだ。 »
華為、東莞市の新拠点に30億元を投資 ロボット生産か
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)が広東省東莞市黄江鎮に900ムー(約60万平方メートル)の広大な土地を確保し、新拠点「極目科技園」の建設を進めている。ヒューマノイドロボットの生産拠点とみられてい »
【2024年10大ニュース】トランプ2.0で米中半導体対立の激化に警戒感
2024年に読まれた記事トップ10をお届けします。上位を占めたのは米中のAIや先端半導体をめぐる技術競争と規制の行方です。日本の大手自動車メーカーが中国市場でEVやSDVなどの戦略を強化する一方で、新車販売の低迷で減産な »
CATL、安全性高いEV向けシャーシを開発
中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)は24日、電気自動車(EV)向けに開発した安全性の高いシャーシ「磐石」を発表した。車載電池を中心にシャーシとの一体化を実現した「Cell to Chassis」技術を採用し、3次元亀 »
中国初の協働ロボット株、越疆機械人が香港でIPO
中国の工業用協働ロボットメーカー、深セン市越疆機械人(広東省深セン市)が23日、香港証券取引所(HKEX)のメインボードに上場した。 中国初の協働ロボット銘柄が誕生となった。 »
スマートグラスが量産段階に、光学部品など川上製品の需要拡大へ
AI(人工知能)を搭載したスマートグラスの開発・製造を手がける中国企業の動きが活発化している。量産に動き出す企業が相次いでおり、レンズやモジュールなどの光学部品や、SoC(システム・オン・チップ)、AI計算力、および電池 »
BYDが先進R&Dセンター設立、AIやLLMの開発加速
中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD、広東省深セン市)は、EVスマート化への新たな投資段階に入った。「先進技術研究開発(R&D)センター」を設立し、AI(人工知能)や大規模言語モデル(LLM)などの技術開発 »
中国でEV向け移動充電ロボット、CATLなど39社が参入
中国で電気自動車(EV)向けの移動式自動充電ロボットに注目が集まっている。将来的な応用市場のポテンシャルに期待して、中国ではすでにロボットメーカーや電池メーカーやなどを含む39社が同市場に参入した。 »
日産とホンダの経営統合、台湾・鴻海が資本参加意向か
ホンダと日産自動車が、経営統合に向けて協議していることについて、電気自動車(EV)分野への投資を加速している台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)世界最大手、鴻海(ホンハイ)精密工業が日産に資本参加する意向を示している »
ソフトバンク、今後4年で米国に1000億米ドル投資を表明
ドナルド・トランプ次期米大統領は米国時間16日、日本のソフトバンクグループ(SBG)の孫正義最高経営責任者(CEO)と会談し、ソフトバンクが今後4年間で1000億米ドル(約15兆3700億円)を米国に投資すると発表した。 »
中国で「V2G」の実装化進む、政策追い風に車メーカー各社が参入
電気自動車(EV)の普及が進む中国で、EVと電力系統の双方向充電技術「V2G」(Vehicle-to-Grid)の実用化が進んでいる。中国政府は、新型電力システムの構築を目指す方針の下、V2Gの活用を推進していくスタンス »
中国、AI標準化へ技術委員会を設立
中国工業情報化部は13日、AI(人工知能)分野の業界標準の策定・改定を担当する技術委員会を設置したと発表した。大規模言語モデル(LLM)やデータセット、AIリスク評価などの業界基準の策定に取り組み、AIがもたらすリスクを »
鴻海、タイに半導体向け部品工場 3億米ドル超投資
タイの投資委員会(BOI)は20日、電子機器受託製造サービス(EMS)世界最大手、鴻海(ホンハイ)精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)の子会社が3億600万米ドル(約466億5582万円)を投じて半導体チップ産 »
中国EDAの華大九天、国営企業が支配株主に
EDA(電子設計の自動化)ソフトウエア開発の北京華大九天科技(Empyrean、北京市)は9日、同社の実質的な支配株主が国営企業の中国電子信息産業集団(中国電子)に変更されたと発表した。華大九天は今後、国営企業のリソース »
中国、米エヌビディアを独禁法違反疑いで調査開始
中国国家市場監督管理総局は10日、米半導体大手、NVIDIA(エヌビディア)に対し、中国独占禁止法違反の疑いで調査を開始したと発表した。米国が対中の先端半導体分野に対する規制を強化しており、対抗策の可能性もある。 »
中国のファウンドリー、成熟品を大幅値下げか
中国のファウンドリー(半導体製造受託)業界で、供給過剰を背景に、成熟プロセス製品を大幅に値下げする動きが広がっている。12インチウエハーの値下げ後の価格は、台湾のファウンドリーが設定する価格の6割程度にとどまるとされ、台 »
米の対中規制強化で高まる中国の「半導体国産化」機運
米国の対中半導体規制強化は、中国の半導体国産化の機運を一段と高まらせている。米国商務省産業安全保障局(BIS)は2日、中国に対するAI(人工知能)と半導体の輸出管理を強化した改訂版「輸出管理規則(EAR)」を発表した。2 »
中国開発の超高速リニアで5G、技術的問題克服か
中国が開発を進める超高速リニアモーターカーで、5G(第5世代移動通信システム)ネットワークによる超高速モビリティーを実現する計画について、低真空チューブ内の壁に2本の特殊ケーブルを並行に敷設するだけで、基地局設置問題を解 »
中国の電池各社、全固体電池事業で進展
中国の車載電池メーカーや材料サプライヤーが次世代電池の本命とされる全固体電池の分野で新しい動きを見せている。中国の固体電池市場は急成長期にあり、そのポテンシャルは巨大だ。中商産業研究院によると、2024年に17億元が予想 »
米商務省、半導体製造装置など新たな対中輸出規制を発表
米国商務省産業安全保障局(BIS)は2日夜、中国に対する輸出管理規則(EAR)を改訂版を発表した。半導体製造装置メーカーの北方華創科技集団(NAURA、北京市)など中国の半導体関連企業など136社を禁輸リスト(エンティテ »
ロシア、16nm採用の国産CPU供給開始
ロシア産業貿易省次官が明らかにしたところによると、ロシアは国内企業に向けて、16ナノメートル(nm)プロセスで製造された48コア構成のCPU(中央演算装置)「Baikal-S」の供給を開始した。主にサーバーやメモリデバイ »
中国自動運転の小馬智行、米ナスダック上場
自動運転事業を展開している中国の新興企業、小馬智行(PONY・AI、広東省広州市)は米現地時間27日、米ナスダック市場に上場した。初日の株価は一時、公開価格を17%上回った。終値は公開価格を約7.7%下回る12米ドルで、 »
米MS・HP・デル、「トランプ2.0」に向け中国外での部品調達拡大へ
米IT大手のMicrosoft(マイクロソフト)、パソコン大手のHP(ヒューレット・パッカード)、米Dell(デル)の3社が、トランプ次期大統領がホワイトハウスに戻った際に発動される中国製品に対する追加関税に対応するため »
BYD、4nmプロセス技術のSoC「BYD 9000」を発表
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)はこのほど、業界最先端レベルの4ナノメートル(nm)プロセス技術を採用した自社開発のSoC(システムオンチップ)「BYD 9000」を発表した。 »
中国でGPUメーカーの上場ラッシュ到来か、摩爾線程も上場準備着手
GPU(画像処理装置)の開発を手掛ける中国スタートアップの上場ラッシュが訪れそうだ。中国証券監督管理委員会(証監会)の公式サイトによると、「中国版NVIDIA(エヌビディア)」とも呼ばれているGPU開発の摩爾線程智能科技 »
サムスンが半導体ライン縮小へ、受注減で
韓国サムスン電子がファウンドリー(半導体受託生産)部門で苦戦を強いられている。受注の落ち込みを受けて、同社はすでに平澤(ピョンテク)半導体工場の一部生産ラインの稼働を停止した。稼働を停止したラインは、奇しくも中国で生産需 »
中国の自動車各社、華為との協力強化へ
半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、中国の顧客に対し、人工知能(AI)や高性能演算に使う先端半導体の供給を停止した。米国の輸出規制に沿った動きで、自動運転車の開発を進める中国の自動車各社は、独自の半導体開発を »
韓国サムスンディスプレイ、OLEDコア材料の現地化実現
世界最大のOLED(有機ELパネル)メーカーであるサムスンディスプレイが、中小型OLED向け材料である銀(Ag)エッチング剤の内製化を実現したもようだ。韓国は日本などに依存していたOLED材料の内製化も進めている。 »
BOE、北京市に330億元投じ12インチIC工場建設へ
中国液晶パネル大手、京東方科技集団(BOE、北京市)は17日、北京市に330億元(約7128億円)を投じて12インチIC(集積回路)工場を建設すると発表した。 »
中国の半導体業界再編の幕開け、中央企業が主導
中国中央政府管轄の国有企業、中央企業による半導体分野の再編がスタートした。半導体後工程(パッケージング・テスト)受託企業で世界第3位の江蘇長電科技(JCET)は13日、高永崗董事長を含む幹部4人が辞職すると発表した。同社 »
中国から東南アジアへの工場移転、トランプ氏返り咲きで加速か
中国から東南アジアへの工場移転の動きが続いている。米大統領への返り咲きを決めたドナルド・トランプ氏が再任後に中国からの輸入品に高額の関税を適用すれば、移転の勢いはさらに強まると予想される。 »
マスク氏、トランプ次期米政権の対中政策のキーパーソンに
第2次トランプ米政権「トランプ2.0」の主要閣僚など人事に関心が高まるなか、そのキーパーソンとして、米国の電気自動車(EV)大手Tesla(テスラ)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が注目されている。中国で電気自 »
中国、第4世代半導体材料の開発着々
中国で第4世代半導体の国産化機運が高まっている。足元では炭化ケイ素(SiC)などを中心とする第3世代半導体が成長分野として注目されているが、中国は早くも、その次を行く第4世代半導体材料の研究開発に着手し、大きな進歩を遂げ »
中国へのAI半導体出荷を停止、米当局がTSMCに命令
米商務省は半導体受託生産(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)に対し、AI(人工知能)向けに使われる先端半導体の中国顧客向けの出荷を11日から停止するよう命じた。 »
SMIC、7~9月期売上高が過去最高
中国の半導体受託製造(ファウンドリー)最大手の中芯国際集成電路製造(上海市、SMIC)が7日発表した2024年第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比32.5%増の156億900万元(約8953億円)だった。米ド »
トランプ次期米政権、AIや半導体など対中制裁はより厳しく
ドナルド・トランプ氏が米大統領選で返り咲きした。トランプ氏は国内産業を保護するため、海外からの輸入品に高い関税を課す意向を表明しているほか、中国のAI(人工知能)や半導体など先端技術分野への投資や輸出制限をさらに強化する »
韓国サムスン電子、西安チップ工場の3D NAND設備などを売却へ
韓国サムスン電子は近く、陝西省西安市にあるNAND型フラッシュメモリー工場などさまざまな前工程および後工程ラインの旧設備の売却を開始する見通しだ。 »
アナログ半導体大手の業績低迷、7~9月は軒並み減収
アナログ半導体業界の企業業績が停滞している。車載および産業用の市場需要が伸び悩むなか、今年第3四半期(7~9月)は、大手企業の業績が軒並み悪化した。 »
華為、1~9月の純利益は14%減 特殊要因が剥落
中国通信機器大手の華為技術(広東省深セン市、ファーウェイ)が発表した2024年1〜9月期業績は、純利益が前期比13.8%減の629億元(約1兆3689億円)だった。 »
【AAiT月間ニュースダイジェスト】2024年10月号
■編集長のお薦め記事 ・華為の最新スマホ「Mate 70」、独自路線で米制裁を克服か ■10月のアクセストップ10 Top1.韓国サムスン電子がLED撤退へ、パワー半導体・マイクロLEDに専念 Top2.TSMCの新竹工 »
華為の最新スマホ「Mate 70」、独自路線で米制裁を克服か
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は、来月に発売する次期フラッグシップスマートフォン「Mate 70」シリーズを動かすSoC(システムオンチップ)として、回路線幅7ナノメートル(nm)の先端プロセ »
バイデン米大統領、半導体・AIなど対中投資規制を最終決定
米政府は米国時間28日、半導体やAI(人工知能)、量子コンピューターなど先端技術分野で、米国の企業や個人による中国(香港含む)への投資を制限する規制を2025年1月2日に発効すると発表した。規則は、米国の資本や専門知識が »
小鵬汽車、「AI天璣」最新バージョン公開
中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(シャオペン、広東省広州市)は24日、次世代スマートコックピットシステム「AI天璣(Tianji)」の最新バージョン「天璣5.4.0」を発表した。世界初となるAI(人工知能) »
小米のSoC自社開発前進、3nm品のテープアウトに成功
中国のスマートフォン大手の小米(北京市、シャオミ)は、回路幅が3ナノメートル(nm)のSoC(システム・オン・チップ)のテープアウトに中国企業で初めて成功した。順調にいけば、同チップを搭載したスマホを来年にも発表する。 »
中国自動車業界、車載半導体の90%を輸入に依存
世界の電気自動車(EV)市場のうち、中国が7割近くを占めるようになっているものの、中国の自動車用半導体チップの9割は輸入に依存した状態が続いており、中国EV産業のボトルネックになっている。 »
BYD、自社開発のスマート運転アルゴリズムを11月に量産化か
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)が、自社開発のスマート運転システム向けのアルゴリズム「Orin N」について、早ければ11月にも量産車に搭載するもようだ。 »
世界のAIチップ、TSMCの3nmプロセスが主流に
半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC、台積電)の3ナノメートル(nm)プロセス技術が、今後の世界のAI(人工知能)チップに大量採用される見通しとなっている。 »
韓国サムスン電子がLED撤退へ、パワー半導体・マイクロLEDに専念
韓国サムスン電子がLED(発光ダイオード)ディスプレイ事業からの撤退を決めた。サムスンは業績不振のなかで事業構造の見直しに着手しており、半導体部門もスリム化。LED事業を切り離し、パワー半導体やマイクロLEDといった将来 »
TSMCの7~9月期決算、純利益54%増 AI向け好調
世界最大の半導体受託製造企業(ファウンドリ)、台湾積体電路製造(TSMC)が17日発表した2024年第3四半期(7~9月)決算は、純利益が前年同期比54.2%増の3252億6000万台湾元(約1兆5174億円)だった。A »
中国の半導体製造装置業界、悪性競争に警戒感も
中国の半導体洗浄装置メーカーの盛美半導体装置(盛美上海、ACM Research)の王暉董事長は、9月下旬に江蘇省無錫市で開催された「半導体装置・コアコンポーネント展示会(CSEAC 2024)」で、中国の半導体製造装置 »
中国政府系半導体ファンド、3社株式を一部売却へ
中国の政府系半導体ファンド「国家集成電路産業投資基金(大基金)」が保有株の売却に動いている。直近だけでも、半導体3社が大基金による一部株式売却を発表した。 »
米テスラ、ロボタクシー「Cybercab」を2026年量産化へ
米電気自動車(EV)大手、Tesla(テスラ)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は10日、米カリフォルニア州ロサンゼルスでAI(人工知能)を搭載した無人タクシー(Robotaxi、ロボタクシー)の試作車「Cybe »
TSMCが2nmプロセスで前進、価格は3万米ドル突破か
半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、最先進半導体技術である回路線幅2ナノメートル(nm、ナノは10億分の1)世代の「N2」プロセスにおいて、重大な技術ブレークスルーを実現したと、複数のメディアが伝えた。業界筋の情 »
タイ、同国初のSiCウエハー工場建設へ 115億バーツ投資
タイの投資委員会はこのほど、タイに拠点を置く電子機器製造サービス会社のHana Microelectronics PCL(ハナ・マイクロエレクトロニクス)とタイのエネルギー最大手、PTTグループの合弁会社、FT1 Cor »
韓国サムスンが業績不振、ファウンドリー事業が重しに
韓国サムスン電子が8日発表した2024年第3四半期(7〜9月)決算(速報値)によると、営業利益は約9兆1000億ウォン(約1兆10億円)と、市場予想の11兆5000億ウォンを大きく下回った。潜在的な危機への対応に苦慮して »
ロシア、2030年まで25.4億米ドル投じリソグラフィー装置など国産化へ
ロシアは、2030年までに2400億ルーブル(約3700億円)以上を投じて半導体製造設備の70%を国産化するプログラムを開始する。外国製半導体製造装置への依存からの脱却を目指す。各種研究開発(R&D)プロジェクト »
米テスラが新型電池4種を開発へ、ロボタクシーなどに搭載
米電気自動車(EV)大手テスラは、電動ピックアップトラックのサイバートラックや、近く発売予定の自動運転タクシー「ロボタクシー」などのEVに搭載する新型バッテリーを4種開発する計画だと、米テクノロジーニュースサイトのジ・イ »
世界のロボット掃除機出荷台数、中国企業が初の首位
中国のロボット掃除機メーカーが海外で攻勢を強めている。国内市場の成長が頭打ちとなるなかで、海外市場に目を向け始めた。特に北米、欧州、アジア太平洋地域などの先進国で急速にシェアを伸ばしており、今年第2四半期(4~6月)のロ »
AIブームで需要増、中国国産CPUに巨大商機
AI(人工知能)ブームを背景に、AI開発に必須となるCPU(中央演算処理装置)業界が中国で活気づいている。産業調査機関「頭豹研究院(LeadLeo)」によると、2019年から21年にかけて中国のCPU市場規模は年間平均6 »
米カリフォルニア州知事がAI開発規制法を拒否、AI企業の商機拡大
AI(人工知能)の規制を目的とした米カリフォルニア州の上院法案「SB 1047」について、同州のギャビン・ニューサム知事が9月30日、拒否権を発動した。同法案は米史上最も規模が大きく、最も厳格なAI規制法案として関心が高 »
【AAiT月間ニュースダイジェスト】2024年9月号
■編集長のお薦め記事 ・韓国LGディスプレイの中国LCD工場、TCL華星に108億元で売却発表 ■9月のアクセストップ10 Top1.「4680電池」競争、韓国LGエナジーが年内に量産実現か Top2.韓国サムスンSDI »
韓国LGディスプレイの中国LCD工場、TCL華星に108億元で売却発表
韓国LGディスプレイ(LGD)は27日、中国広州にある大型液晶ディスプレイ(LCD)工場の株式を中国ディスプレーパネル大手のTCL科技集団の持株子会社、TCL華星光電技術(広東省深セン市)に108億元(約2226億960 »
中国が関連するコネクテッドカーの輸入禁止へ、米国が規則案
米国商務省産業安全保障局(BIS)は現地時間23日、安全保障上のリスクがあるとして、中国またはロシアの企業によって開発された特定のハードウエアとソフトウエアが搭載されたコネクテッドカーの販売または輸入を禁止する規則制定案 »
中国がセルラーIoT推進、軽量版5G「RedCap」導入加速
中国は、携帯電話回線を使ってモノをインターネットに接続するセルラーIoT通信網の整備・活用に力を入れる。関連インフラの整備や、AI(人工知能)やクラウドコンピューティングとの融合活用を進め、2027年までに第4世代移動通 »
中国政府、生成AIコンテンツのラベリングを義務付けへ
中国国家インターネット情報弁公室はこのほど、AI(人工知能)による生成コンテンツについて、インターネット事業者に生成されたコンテンツであると識別できようにラベリングすることを義務付ける法案を発表した。 »
中国産DUV露光装置、対応プロセスは55~65nm止まり
中国の半導体情報メディア『芯智訊』は17日、中国国産の深紫外線(DUV)露光装置の性能レベルを分析した記事を掲載した。同記事は、同国産DUVの解像度は65ナノメートル(nm)で、半導体露光装置の中国最大手、上海微電子装備 »
バイトダンスの独自AIチップ、26年前までにTSMCが量産化か
動画投稿アプリ大手「TIKTOK(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)が独自のAI(人工知能)チップの開発ペースを加速させている。2026年前までに半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC、 »
iPhoneがOLEDに全面移行へ、日本のディスプレイ・メーカーに打撃
米Apple(アップル)は、人気スマートフォン「iPhone」向けスクリーンをOLED(有機ELディスプレイ)に全面移行する。LCD(液晶ディスプレイ)の最大サプライヤーだった日本のディスプレイメーカーがアップルのサプラ »
NXPセミコンダクターズ、インドに10億米ドルを投資へ
オランダの半導体大手、NXPセミコンダクターズは11日、インドに10億米ドル(約1429億7000円)以上を投資すると発表した。世界の半導体大手が相次いでインドへの投資を開始、または投資計画を発表している。半導体生産を中 »
カナダ、中国製電池と太陽電池への追加関税を検討
カナダ政府は中国からの輸入品に対する追加関税の適用範囲を拡大する方針だ。カナダ財務省は現地時間10日、中国からの電池および電池部品、主要鉱物、太陽光発電製品、半導体の輸入に追加関税を課すことを検討していると述べた。これら »
華為、初の3つ折りスマホを発売 価格は1.9万元から
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ) は10日、同社初の3つ折りスクリーンのスマートフォン「Mate XT 非凡大師」を発表した。10.2インチスクリーンを搭載し、世界最大・最薄の折りたたみスマートフォン。価格は »
「4680電池」競争、韓国LGエナジーが年内に量産実現か
韓国電池メーカーのLGエナジーソリューションが、今年12月から韓国オチャンの工場で円筒型の高容量新型リチウムイオン電池(LiB)「4680」(直径46ミリメートル(mm)、長さ80mmの4680電池)の量産化を世界で初め »
【AAiT月間ニュースダイジェスト】2024年8月号
■編集長のお薦め記事 ・ロームの第4世代SiC MOSFETベアチップ、EV「ZEEKR」3車種に量産採用 ■8月のアクセストップ10 Top1.米マイクロン、台湾AUOの2工場を買収か 先端パッケージングとHBM拡張 »
欧州での中国製EV登録台数、関税引き上げで7月は10%減
欧州が2024年7月から、中国製電気自動車(EV)に対する関税を引き上げたことに伴い、同月の中国製EVの登録台数が前年同月比10%近く減少したことが分かった。 »
中国本土の半導体チップ製造装置向け投資、今年上半期は250億米ドル超え
世界の半導体の業界団体、SEMI(米カリフォルニア)はこのほど、中国本土の今年上半期(1〜6月)の半導体チップ製造装置への支出が250億米ドル(約3兆6737億5000万円)に達し、韓国、台湾、米国の合計を上回ったと発表 »
華為の三つ折りスマホ、発売に期待寄せる中国サプライチェーン企業
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が三つ折りスマートフォンを近く発売するとの観測に、中国のサプライチェーン企業が期待を寄せている。華為は折り畳みスマホに参入した当初、中国のディスプレーパネル最大手の京東方科技集 »
中国配車サービスの滴滴、EV事業を「断捨離」
中国ネット配車サービス最大手の「滴滴出行(DiDi Chuxing)」(以下、滴滴)が、電気自動車(EV)開発・製造事業からの引き揚げを進めている。このほど、スマートコックピットシステム開発に関連する事業資産の本体からの »
中国メモリー4社の上期は大幅増益、AIブーム追い風
中国の半導体メモリー大手4社の2024年上半期(1~6月)業績が出そろった。シリコンサイクルの回復や、人工知能(AI)ブームを背景にいずれも大幅増益となる好内容で、瀾起科技(モンタージュ・テクノロジー)の純利益は前年同期 »
中国でPHV人気、BYDがシェア6割でリード
中国の新エネルギー車販売市場で、プラグインハイブリッド車(PHV)が存在感を放っている。当初はガソリン車から純電気自動車(NEV)に移行するための過渡的技術とみなされたが、ガソリン車とNEVの強みを兼ね備えている点が消費 »
カナダ、中国製EVに100%関税 10月から
カナダ政府は現地時間26日、10月から中国製電気自動車(EV)の輸入に100%の関税を課すと発表した。中国製鉄鋼とアルミニウムにも25%の関税を課す。10月1日から実施する。米国や欧州連合(EU)に協調して、中国製EVの »
米マイクロン、台湾AUOの2工場を買収か
米半導体大手Micron Technology(マイクロン・テクノロジー)が、台湾の液晶パネル世界大手の友達光電(AUO)の台南科学技術工業園区(TSTIP)にある2工場を買収するとの噂が流れている。買収金額は100億〜 »
米中の自動運転業界でIPOラッシュ、「百度系」企業目立つ
中国の自動運転業界でIPO(新規株式公開)ラッシュが始まっている。自動運転スタートアップの広州文遠知行科技(WeRide)が米ナスダックでの上場を申請したほか、同業の小馬智行(Pony.ai)が米国のナスダック証券取引所 »
世界のファウンドリーの収益、中国本土企業がいち早く回復
市場調査会社Counterpoint Researchによると、2024年第2四半期(4〜6月)の世界のファウンドリー(半導体の受託製造)産業の収益は、主に旺盛なAI需要により、前四半期比で約9%、前年同期比で約23%増 »
EU、中国EVへの追加関税を最終決定 中国商務部が抗議
欧州連合(EU)欧州委員会は20日、中国からの純電気自動車(BEV)の輸入に対して追加関税を課すとの最終決定を公表した。7月4日に発表された予備裁定の結果と比較して、比亜迪(BYD、広東省深セン市)が17.4%から17. »
華為雲、生成AIで創薬効率化へ
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)のクラウド部門「華為雲(ファーウェイクラウド)」は、AI(人工知能)を活用した新薬創出に力を入れる。自社開発の大規模言語モデル(LLM)を使った産業向け生成AI「 »
電動自転車のOla、インド初の国産AIチップを開発へ
インドの電動自転車メーカー、Olaは16日、インド初の国産人工知能(AI)チップ「Bodhi」の開発計画を明らかにした。2026年の市場投入を目指す。 »
自動運転トラックの図森未来、生成AI分野へ参入発表
自動運転トラックを開発する中国のスタートアップ、図森未来(TuSimple、北京市)は15日、アニメーション会社の上海三体動漫(上海市)と提携し、中国の小説家・劉慈欣氏の人気SF小説「三体」シリーズを原作とする長編アニメ »