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嵐図汽車と華為の新型車、東風日産工場で生産へ 合弁の余剰生産能力を活用
界面新聞によると、日産自動車と中国大手自動車メーカー、東風汽車の合弁会社、東風日産が湖北省武漢市に持つグローバル戦略純電気自動車(BEV)「ARIYA(艾睿雅)」の生産ラインで、東風汽車集団傘下の電気自動車(EV)メーカ »
設立5年の中国SMEC、車載パワー半導体受託製造の中国最大手に成長
中国ファウンドリー(半導体受託生産)大手の芯聯集成電路製造(SMEC)は、創設からわずか5年で車載半導体受託製造の中国最大手に躍進した。新エネルギー車大手に向けて、SiC(シリコンカーバイド/炭化ケイ素)を用いた車載パワ »
成熟プロセスの受託生産価格上昇か、中国ファウンドリー間の価格競争に終止符
成熟製造プロセスを用いる中国のファウンドリー(半導体の受託製造)間で繰り広げられてきたし烈な価格競争に終わりが見えてきた。ファウンドリーで中国2位の華虹半導体が下半期のオファー価格を10%引き上げるとの観測が浮上し、2年 »
中国産「手術ロボット」、約10種が販売許可取得
海外勢の寡占状態にある中国の手術支援ロボット市場で、中国企業が巻き返しを図っている。光大証券の研究リポートによると、中国では2021年以降に手術ロボの産業化が一気に加速し、22年からこれまでに10種あまりの国産手術ロボの »
スマホ大手の小米が提訴される、パテント・トロールの標的か
海外の知的財産専門メディア『ip fray』によると、中国スマートフォン大手の小米科技(北京市、シャオミ)が特許を侵害しているとして提訴された。原告の米国の知財信託会社サン・パテント・トラストは、セルラーネットワークの技 »
米インテル、イスラエルでの半導体工場拡張計画を中止
米半導体大手のIntel(インテル)がイスラエルで計画していた250億米ドルを投じる大規模半導体工場の拡張計画について、現在は中断していることが明らかになった。イスラエルの金融ニュースサイト「calcalist(カルカリ »
米下院、中国電池6社の製品調達禁止を国土安全保障省に要求
中国問題を集中的に扱う米国下院の「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会(中国特別委員会)」は現地時間7日、米国国土安全保障省(DHS)に対して中国のリチウムイオン電池メーカー6社の製品の購入禁止を求める議案を »
LiDAR業界に早くも淘汰の波、強まる「値下げ」圧力
中国の高性能センサー「LiDAR」業界が早くも淘汰(とうた)の波にさらされている。自動車市場での価格競争の激化で、部品サプライヤーに対して値下げを求める完成車メーカーの圧力が強まっているためだ。LiDARも例外ではなく、 »
韓国、アフリカ諸国からリチウムやレアアースを調達強化
韓国は、アフリカ諸国から電気自動車(EV)やスマートフォンの生産に不可欠なリチウム、黒鉛、レアアース(希土類)など鉱物の調達を拡大する。鉱物の中国依存から脱却を目指す。 »
中国政府、BYDやNIOなど国内9メーカーにL3・L4の自動運転テスト走行を許可
中国工業情報化部、公安部、住宅都市農村開発部、交通運輸部の政府4部門は4日、比亜迪(BYD)や上海蔚来汽車(NIO)など自動車メーカー9社・団体に対し北京市、上海市、広東省広州市など全国7都市でのL3(条件付き自動運転) »
中国の人型ロボットにマネー集中、1兆元のブルーオーシャン市場に
人型ロボットに中国の投資マネーが集まっている。今年に入り、ベンチャーキャピタル(VC)の投資家たちがこぞって同分野に投資しており、「人型ロボット市場は予想を上回るハイペースで成長を遂げ、1兆元(約21兆7100億元)規模 »
銅相場が高騰、電気機器メーカーのコスト圧力強まる
銅価格が過去最高値水準に高騰するなか、電気機器メーカーが製品の値上げを迫られている。スイスABB、上海電機など多くの企業が製品価格の見直しを発表した。 »
中国、台湾向け化学品や機械など134製品の関税優遇を停止
中国国務院(中央政府)関税委員会は5月31日、台湾原産の潤滑油や機械など134関税品目についての関税優遇を6月15日から停止すると発表した。 »
BYD、最新ハイブリッド技術を発表 航続距離2100km
新車販売台数世界トップのトヨタ自動車と、新エネルギー車販売世界トップのBYDが28日、そろって自社のハイブリッド技術(HEV)の最新の動向を対外的に披露した。ハイブリッド技術をめぐる日中メーカーの競争は最終局面に入ってい »
中国国務院、省エネ・二酸化炭素削減行動計画を発表
中国国務院(中央政府)は29日、「2024〜25年省エネルギー・二酸化炭素(CO2)削減行動計画」を発表し、自動車など輸送設備の低炭素化を進め、全国各地の新エネルギー車(NEV)購入制限を段階的に撤廃するとした。 »
世界のトップAI研究者、約5割が中国出身
人工知能(AI)人材の分野で中国が世界をリードしている。米シカゴのポールソン研究所にあるシンクタンクのMacroPoloがまとめた「世界AI人材追跡報告」によると、AI研究で世界の上位20%に入るような「AIトップ研究者 »
中国建機メーカーが海外進出加速、成長の原動力に
中国の建設機械メーカーが海外進出を加速している。2023年は海外市場の需要拡大を追い風に、輸出量を大幅に増やした。第14次五カ年計画に当たる期間(21~25年)は、海外販売が増勢を保つとみられており、業界成長を促す原動力 »
中国政府、欧米製輸入車への関税引き上げを検討か
米国が中国の自動車輸入に対する関税を引き上げたことに対し、中国が報復として大排気量や2.5リッター以上の輸入車に関税を最大25%課すことを検討しているとの報道が出ている。中国商務部は23日、 これらの報道を完全には否定し »
「半導体国産化」急ぐロシア、技術は20年前・歩留まり50%届かず
ロシアが半導体国産化を目指している。ウクライナで戦争を続けるロシアへの半導体輸出には制限が設けられており、軍事技術を維持するためには自前の半導体サプライチェーンの構築が待ったなしだ。しかし、技術は20年以上前のもので、歩 »
中国で「生成AI×クルマ」の開発進む、小鵬汽車や百度など
中国で生成AI(人工知能)のクルマへの応用が加速している。電気自動車(EV)メーカーだけでなく、百度(バイドゥ)や騰訊(テンセント)などネット大手がその生成AI技術でクルマ産業のソリューションを開発している。 »
世界で半導体競争激化、米・EUの補助金810億ドル
世界各国は、次世代半導体の開発・生産支援に向けて、米インテルや台湾積体電路製造(TSMC)などの半導体企業を対象に合計3800億米ドル(約59兆1582億円)の予算を確保した。うち、米国と欧州連合(EU)は合計810億米 »
龍芯の国産CPU、1~3月出荷量が昨年通年超える
米Intel(インテル)のほぼ独占状態にあるCPU(中央演算処理装置)の分野で、中国企業の龍芯中科技術(北京市)が健闘している。同社が独自開発した中国国産CPU「3A5000」と「3A6000」は、今年第1四半期(1~3 »
中国で半導体用シリコンウエハー増産投資、調整局面でも各社が積極姿勢
中国の半導体用シリコン(Si)ウエハーメーカーが、市場の在庫調整が長引く中でも、製品開発・増産投資を加速させている。電気自動車(EV)、ビッグデータ、人工知能(AI)といった産業の急速な発展がもたらす商機拡大を見越してい »
中国企業がHBM量産準備、生成AIブームで需要急増
生成人工知能(AI)の普及で需要が急速に高まる高帯域幅メモリー(HBM)市場への本格参入に中国企業が動き始めている。HBMは非常に高いデータ転送速度を持ったDRAMで、2013年に初めて製造された。中国は同分野で出遅れて »
スマホ向けカメラ用画像センサー、中国国産チップが存在感
スマートフォンのカメラ用画像センサー(CIS)の分野で、中国国産チップが存在感を放っている。業界ツートップのソニーとサムスン電子は2022年以降、中国でのシェアが縮小しており、中国メーカーにシェア拡大の商機や、自社製品の »
バイデン米政権、中国製EVの関税100%に 半導体や鉄鋼なども引き上げ
バイデン米政権は14日、中国からの電気自動車(EV)やリチウムイオン電池、太陽電池、半導体、鉄鋼、アルミニウムなどの輸入関税を制裁として引き上げると発表した。比亜迪(BYD)など中国勢が輸出攻勢をかけているEVの税率は従 »
韓国が半導体支援、10兆ウォン超の政策パッケージ導入へ
韓国の崔相穆経済副首相兼企画財政相は10日、自国半導体産業の競争力引き上げに向け、10兆ウォン(約1兆1400億円)超の政策パッケージを導入すると発表した。 »
中国で「EV交換式電池」普及に期待、市場規模1000億元
中国で電気自動車(EV)向け交換式電池のポテンシャルがクローズアップされている。調査会社、艾瑞諮詢集団(アイリサーチ iResearch)の概算によると、中国の電池交換ステーション数は、2025年に3万カ所を超える見通し »
トヨタ、中国でPHEV投入加速へ BYDのシステム採用か
トヨタ自動車は、急成長を続ける中国の新エネルギー車市場でのシェア拡大に向けて、プラグハイブリッド車(PHEV)の投入を加速する。電気自動車(EV)開発でパートナーを組んでいる中国・比亜迪(BYD)の独自技術であるプラグイ »
米、華為向け輸出許可を取り消し クアルコムとインテルが対象か
複数の海外メディアの報道によると、米バイデン政権は現地時間7日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する半導体輸出規制を一段と強化した。米国のIntel(インテル)とQualcomm(クアルコム)が華為に半導体 »
米Amazon、シンガポールで90億米ドル投じクラウド拡張
米Amazon(アマゾン)は7日、シンガポールに向こう4年間で90億米ドル(約1兆3905億円)を投じてクラウドコンピューティングのアマゾンウェブサービス(AWS)向けのインフラを拡張すると発表した。 »
中国で「LiDAR」低価格化へ、主要3社が原価目標設定
自動運転の目と呼ばれる高性能センサー「LiDAR」を巡り、中国メーカーが低価格化に鼻息を荒くしている。このほど主要3社が相次いでLiDARの目標原価を定めた。 »
【AAiT月間ニュースダイジェスト】2024年4月号
■編集長のお薦め記事 ・TSMCが1.6nmチッププロセスを発表、iPhone 19で初搭載か ■4月のアクセストップ10 Top1.トヨタ、ADASで華為と提携か=中国報道 次期グローバルモデルに搭載 Top2.「Ki »
米NVIDIA「H100」搭載AIサーバー、中国「闇市場」で値崩れ
米半導体メーカー、NVIDIA(エヌビディア)のGPU(画像処理半導体)「H100」を搭載したGPUサーバーが中国の「闇市場」で大きく値崩れている。H100の改良版となるH200の発売を控え、中間業者が投げ売りを始めたと »
BYD、インドネシアに年産15万台のEV工場建設 26年1月に生産開始へ
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)は4月30日、インドネシアの西ジャワ州スバン県の工業団地、Subang Smartpolitan(スバン・スマートポリタン)に年産規模15万台のEV完成車工場 »
TSMCが1.6nmチッププロセスを発表、iPhone 19で初搭載か
半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC、台積電)は24日、世界最先端の半導体チップの微細化技術である1.6nmノードの「A16」プロセスを発表した。2026年までに量産が開始され、早ければ27年発売の米Apple »
北京モーターショー開幕、「SiCパワー半導体搭載車」展示多数
世界最大級の自動車見本市、北京モーターショーが25日開幕した。最大の見どころは新エネルギー車で、主催者発表によると、新エネ車の展示数は278車に及ぶ。電気自動車(EV)の注目技術である電池電圧を800V以上に高めた車載バ »
韓国SKハイニックス、新メモリ工場に約20兆ウォン投資発表
韓国半導体最大手のSKハイニックスは24日、約20兆ウォン(約2兆2000億円)を投じて韓国の忠清北道清州市に次世代HBM(広帯域ストレージ)などDRAMを生産する新工場「M15X」を建設すると発表した。世界で急成長する »
「リチウム金属電池」、中国電池メーカーが開発注力
中国の車載電池メーカーが、次世代電池の有力候補の一つとされるリチウム金属電池の開発に力を入れている。リチウム金属電池はリチウムイオン電池の負極に使われる黒鉛をリチウム金属に置き換えたことが特徴で、重量当たりの蓄電容量を高 »
「Kirin 9010」搭載の華為最新スマホ「Pura 70」を性能測定
中国の通信機器大手、華為(ファーウェイ、広東省深セン市)がリリースした最新スマートフォン「Pura 70」シリーズの最上位機種「Puro 70 Ultra」に関して、中国のIT系ネットメディア・中関村在線は19日、スマホ »
地方の経済政策、「新質生産力」に焦点=中国
中国の習近平国家主席が掲げる新スローガン「新質生産力(新たな質の生産力)」が、地方の経済政策に浸透してきた。地方政府や業界団体の間で、新質生産力の育成に的を絞った発展目標やその実施プランが続々と発表されている。 »
中国がデジタル人材育成に注力、アクションプラン発表
中国はデジタル人材の育成に力を注ぐ。人力資源社会保障部など政府関連9部門は17日、「デジタル人材育成を加速し、デジタル経済の発展を支えるアクションプラン(2024~26年)」を発表し、向こう3年間でデジタル人材の育成、誘 »
潤晶科技、住友化学の中国2工場を買収へ
中国石化コングロマリットの山東海科控股(ハイクホールディング)傘下の電子材料メーカー、鎮江潤晶高純化工科技股フン(ルンジンテック、江蘇省鎮江市)は、住友化学の住化電子材料科技(合肥)と住化電子材料科技(重慶)の2社を買収 »
中国の原発、建設中26基で世界トップ
原子力業界団体の中国核能行業協会が15日発表した「中国原子力発展報告(2024)」によると、中国で建設中の原子力発電炉は2023年末時点で26基、合わせた発電容量は3030万キロワット(kW)となり、いずれも世界トップだ »
広汽埃安の全固体電池、エネルギー密度400Wh/Kg超える
広州汽車集団傘下の新エネルギー車メーカーである広汽埃安新能源汽車(AION、広東省広州市)は12日、自社開発を進める全固体電池について、エネルギー密度を400Wh/Kg以上に高めたと発表した。 »
ベトナム、半導体産業振興に電力不足がボトルネック
ベトナムが米国企業や韓国企業などの誘致などで半導体産業振興を進めるに当たって電力不足がボトルネックとなっている。米中デカップリンが進む一方で、ベトナムは国内の電力供給の安定化のため、中国にグリーン発電・送電技術の支援を求 »
中国で固体電池の開発競争過熱、ブレークスルー技術も
中国で固体電池の技術開発競争が激化している。全固体電池は、航続距離の短さ、充電時間の長さといった電気自動車(EV)の課題を大幅に改善する切り札とされる。中国でも多くの企業が参入して技術を磨いており、「今年は固体電池の量産 »
中国が工業分野の設備投資推進、「ソフトとハードの一体更新」強調
中国の工業情報化部など政府関連7部門は9日、「工業分野の設備更新推進の実施案」を通達した。2027年の工業分野の設備投資規模を23年比で25%以上増やすことや、一定規模以上の工業企業のデジタル化研究開発ツールの普及率を9 »
トヨタ、ADASで華為と提携か=中国報道
中国メディアの騰訊汽車は7日、トヨタ自動車が次期グローバルモデルに搭載する先進運転支援システム(ADAS)に関して、「トヨタ+華為技術(ファーウェイ)+Momenta(モメンタ)」の3社連携方式を採用すると報じた。 »
中国が製造業デジタル化推進、モデル都市に補助金3億元
中国政府は製造業のデジタル化を推進する新たな支援制度を導入する。ロボット、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)など先端技術を活用した新しいタイプの技術改造を進める「モデル都市」を選抜し、最大3億元(約63億円 »
米NVIDIA、インドネシアにAIセンター建設へ 2億米ドル投資
米半導体大手のNVIDIA(エヌビディア)が、インドネシアの通信会社、Indosat Ooredoo Hutchison(インドサット・オアードゥー・ハチソン)とインドネシアの中部ジャワ州ソロ(スラカルタ)市にAI(人工 »
中国で人型ロボット開発企業の大型資金調達相次ぐ、30代社長がリード
中国では今年に入り、ロボット開発ベンチャーによる億単位規模の資金調達が相次いでいる。いずれも「90後」(1990年代生まれ)の30代前後の技術者の若者が代表を務めるベンチャーなのが特徴だ。 »
台湾大地震、世界の半導体市況に一定の影響か
中国台湾当局の発表によると、3日午前7時58分ごろ、東部の花蓮県海域でマグニチュード7.3の地震が発生した。花蓮市では建物が倒壊するなど大きな被害が出ている。台湾には台湾積体電路製造(台積電・TSMC)など多くのファウン »
台湾EMSがメキシコ投資加速、米AI企業の要請受け
AI(人工知能)技術を手掛ける米国の大手企業が製造委託先の台湾のパートナー企業に対して、メキシコでのAI関連ハードウェアの生産規模を拡大するよう求めている。鴻海(フォックスコン)を始めとする台湾のEMS(電子製品の製造受 »
中国新興フレキシブルOLEDメーカー柔宇科技が破産申請か
中国の新興パネルメーカー、深セン市柔宇科技(ROYOLE、広東省深セン市)が3月29日経営破たんしたことが分かった。同社はフレキシブルOLED(有機ELディスプレイ)ディスプレイの開発・製造を手掛け、その技術は韓国のサム »
華為、多重露光による「5ナノ製造法」特許出願
中国の知的財産担当の中国国家知識産権局は3月27日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が出願した複数の特許の内容を公開した。そのうちの1つは、最先端の極端紫外線(EUV)露光装置を使わなくても、5ナノメートル(n »
中国、「ゼネアビ向け機材」の開発・実用化を推進
中国の工業情報化部、科学技術部、財政部、中国民用航空局の4部門は27日、小型航空機やヘリコプターなどのゼネラル・アビエーション向け機材の開発・実用化を推進していく実施案を発表し、2030年までに1兆元(約21兆3100億 »
半導体後工程の長電科技、華潤集団が実質的支配者に
半導体後工程(パッケージング・テスト)受託企業で世界第3位の江蘇長電科技(JCET)は、中国国有コングロマリットの華潤集団の傘下に入る。半導体不況を背景に、長電科技は2023年の5割減益を予想している。絶大な資本力を持つ »
CATL、米テスラ向けに高速充電電池開発へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL、福建省寧徳市)は、米電気自動車(EV)大手のTesla(テスラ)向けに、より高速充電が可能な車載電池の開発を進めてい »
セミコン・チャイナ、SiC市場に脚光
半導体製造装置・材料の国際見本市「SEMICON China(セミコン・チャイナ)」が3月20日〜22日の3日間、上海市内の上海新国際博覧中心で開催された。会場では、第3世代と位置付けられる炭化ケイ素(SiC)パワー半導 »
米中で「医療AI」市場拡大、騰訊や華為も参入
人工知能(AI)の医療領域への活用が急速に広がっている。市場規模は年間平均29%超のハイペースで成長を続け、2032年に700億米ドル(約10兆6,013億円)に達するとの予測もある。中国では広大な市場を見据え、医療サー »
インテル、米政府が195億米ドルの支援決定
米商務省は現地時間20日、米半導体大手Intel(インテル)に85億米ドル(約1兆2855億円)の補助金、および最大110億米ドルの融資、合わせて195億米ドルを提供すると発表した。インテルの米国での先進半導体生産を支援 »
米インテル、中国でAI活用人材育成 産官学連携で
米半導体大手Intel(インテル)は、中国でAI(人工知能)人材を育成する人材開発プログラムを推進する。大学、企業、出版社と提携する同社にとって初の試みとなり、人材育成施設の建設や、教材製作などを通じて、AIを各産業に活 »
華為傘下の海思半導体、23年Q4の売上高が245倍に
英市場調査会社カナリスによると、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)傘下の半導体企業である深セン市海思半導体(Hisilicon、広東省深セン市)が2023年第4四半期(10~12月)に出荷したプロセッサは前年同期 »
中国で半導体向けなど新素材産業が急拡大、「科創板」上場企業80社超に
中国で、半導体向けなど新素材産業が急速に拡大している。「科学技術」+「創新(イノベーション)」分野の証券取引の場として上海証券取引所が開設した新しい株式市場「科創板」は、2019年7月の開設以降、80社を超える新素材開発 »
中国、大規模な設備更新と消費財の買い替え推進へ
中国国務院(中央政府)は13日、「大規模な設備更新と消費財の買い替えを推進する行動計画」を発表した。内需拡大と供給サイドの構造的改革を同時に進めるための措置で、生産現場における先進設備の導入を加速させるとともに、高品質で »
サムスンとSKハイニックス、中古半導体製造設備の販売停止
英フィナンシャルタイムズの報道によると、韓国のサムスン電子とSKハイニックスが中古半導体製造設備の対外販売を停止した。米国による対中半導体規制や対ロシア制裁のルールに抵触することを懸念した対応という。芯智訊が13日伝えた »
マレーシアに「漁夫の利」、米中半導体戦争で企業進出加速
長期化する米中半導体戦争がマレーシアに漁夫の利をもたらしている。自国半導体産業の強化を狙う同国政府の思惑も重なって、中国企業を中心に半導体企業の同国への投資が集中している。 »
中国のIC輸出入、1~2月はプラスに転換
中国税関総署の7日発表によると、今年1~2月の中国のIC(集積回路)輸出額は前年同期比28.6%増の1607億1000万元(約3兆2821億3500万円)だった。輸入額は19%増の3886億8000万元となっており、年間 »
中国製造業の人手不足3000万人、新エネ車やICT領域など
中国の製造業が人手不足の課題に直面している。「政府活動報告」起草チームの責任者である国務院研究室の黄守宏主任は今年の政府活動報告の内容を読み解いた際、「現在は多くの業界・領域が人材不足の問題を抱えており、製造業は3000 »
中国、23年のオランダからの半導体露光装置の輸入2.8倍に
中国税関総署によると、2023年の中国の半導体露光装置の輸入額は前年比120.9%増の87億5,400万米ドル(約1兆2,970億円)だった。そのうちオランダからは183.8%増の72億3,000万米ドルを輸入しており、 »
中国でEV市場が急減速、BYDの値下げ競争に他社追随
中国で電気自動車(EV)市場の急減速し、メーカー同士価格競争が激化している。EV最大手の比亜迪(BYD)が春節明けの2月中旬、「ガソリン車よりも安いEV」をキャッチフレーズにした新モデルを発表したことで低価格競争が加速し »
中国でロボット向け精密減速機の市場拡大、25年に91億元へ
中国でロボット向け精密減速機の需要が拡大している。特に可動部分が多いヒューマノイドロボット(人型ロボット)では十数個の減速機を搭載するケースもあり、市場は2025年に91億元(約1,902億円)に拡大すると予測されている »
インドが半導体工場3大プロジェクトを承認、総額2 .3兆円
インド政府は2月29日、Tata Group(タタ・グループ)が台湾のファウンドリー(半導体の受託生産)の力晶積成電子製造(PSMC)と共同でグジャラート州に計画する半導体チップ工場など3件の建設を正式承認した。総投資額 »
ベトナム、半導体分野のエンジニア5万人育成へ
ベトナムが半導体分野のエンジニアを5万人に増やす。自国内でエンジニアを育成することで、半導体産業の基盤を構築し、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)など海外半導体メーカーの投資を加速させる。 »
中国半導体企業のIPO中止相次ぐ、23年は26社
ブームを巻き起こした中国半導体企業の新規株式公開(IPO)に異変がみられている。証券当局がIPOの段階的制限を開始した半年ほど前から、半導体企業のIPOは大きく失速。上場計画の撤回が相次いでいる。 »
華為、世界初「5.5Gスマートコアネットワーク」を発表
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は25日、スペイン・バルセロナで開催されている世界最大規模の携帯通信関連見本市「MWC24 Barcelona」で、5G(第5世代移動通信システム)の進化型技術「5G R »
現代自動車、32年までにブラジルに11億米ドル投資 EVや燃料電池車など
韓国の大手自動車メーカー、現代自動車グループの鄭義宣会長がこのほど、ブラジルを訪問した際、2032年までに未来技術や環境保護などにブラジルに11億米ドル(約1654億4000万円)を投資することを約束した。 »
魅族、AIに経営資源集中 「伝統的なスマホ」開発終了
スマートフォンメーカーの魅族科技(Meizu、広東省珠海市)は18日、伝統的なスマートフォンの開発を終了すると発表した。今後は、人工知能(AI)にすべての経営資源を集中させる。 »
タイ政府、企業保有のバスやトラックのEV移行に税優遇
タイ政府は21日、企業が保有する大型トラックやバスの商用車を電気自動車(EV)に移行することを奨励するインセンティブを承認したと発表した。EVセンターとしてのタイの地位を強化する狙い。 »
インドのタタ、台湾PSMC・UMCと半導体工場建設検討
インドのタタ・グループがグジャラート州に半導体チップ製造工場を建設する計画について、台湾のファウンドリー(半導体の受託生産)の力晶積成電子製造(PSMC)と聯華電子(UMC)と共同での建設を検討しているもようだ。 »
ASML、ハイパーNAリソグラフィー開発に着手 36年に0.2nmプロセス実現へ
オランダの半導体製造装置大手、ASMLがすでにハイパーNAEUV(極端紫外線)リソグラフィー装置の開発を検討しているもようだ。 »
熙泰科技、シリーズAで10億元超調達 四川省に12インチOLED工場建設
中国ディスプレイメーカーの安徽熙泰智能科技(安徽省蕪湖市)は6日、シリーズAで10億元(約201億円)超の資金調達を完了したと発表した。今回の資金調達は四川省天府新区に建設を進めている12インチシリコンベースのマイクロO »
中国製AIチップ、エヌビディア製の代替加速 海光も先進半導体
米政府が中国への半導体輸出規制を強化し、人工知能(AI)に使われる先端半導体の輸出を厳しく制限するなか、中国企業は規制の対象となる米半導体大手、NVIDIA(エヌビディア)の製品に代替するAIチップの開発を積極的に進めて »
華為の仏事務所を強制捜査、仏当局 不正の疑いで
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の仏国内の複数の事務所が6日、不正の疑いがあるとしてフランス当局から強制捜査を受けたいたことが分かった。華為の仏現地法人は8日声明を発表し、捜査を受けた事実を認めた上で、不当な »
SMICが5ナノ半導体生産へ 華為の次世代プロセッサに対応
米フィナンシャル・タイムズによると、中国の半導体最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が、回線路幅5ナノメートル(nm)の半導体を製造する最先端工場を建設する計画を進めている。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が設 »
L3自動運転車の開発競争激化、中国で走行テスト続々
中国で自動運転L3(条件付き自動運転)の公道走行テストに向けた企業の動きが活発化している。中国では昨年11月、一般向けの自動運転車の走行テストが解禁され、指定された都市内を自動運転レベル3〜4で試験走行できるようになった »
中国車メーカーが輸送船を自社所有、用船料高騰に対応
中国の自動車メーカーの間で、海上輸送能力の強化に向け、自動車専用船を自社所有する動きが広がっている。自動車専用船の用船料が高騰するなか、自社船を就航させて、輸送力不足とコスト増に対応する。 »
中国LiDARメーカー存在感、次世代カーで米国と一騎打ちも
中国のLiDAR(ライダー)メーカーが存在感を強めている。今年1月にラスベガスで開催された「CES2024」では、上海禾賽科技(Hesai)、図達通智能科技(Innovusion)、速騰聚創(RoboSense)の中国L »
米NVIDIAの中国向け新AIチップ「H20」、市場価格は230万円から
米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)が中国市場向けに供給する新たな人工知能(AI)チップ「H20」は、市場流通価格が最低でも11万元(227万円)に上昇している。エヌビディアは1万2,000~1万5,000米ドル(約 »
インド、携帯電話部品の輸入関税を引き下げ
インド政府は、スマートフォンの現地生産を後押しするため、幅広いモバイル機器部品の輸入関税を引き下げた。モディ政権は1日までに、プラスチックや金属製の機械部品、SIMカードホルダー、ネジなどの部品の関税を引き下げると発表し »
東南アジア諸国、「半導体の中心地」狙う
世界の半導体サプライチェーンの中核をなす台湾が地政学的リスクに直面するなか、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどの東南アジア諸国が台湾に代わる半導体サプライチェーンの新たな中心地になることを狙っている。 »
マスク氏のニューラリンク、脳内チップ初移植が完了
米国の実業家イーロン・マスク氏は29日、自身が設立したベンチャー企業、NEURALINK(ニューラリンク)が人の脳に小型チップを埋め込む1例目の臨床試験(治験)を完了したと発表した。両手足がまひした治験参加者を対象に行い »
米、クラウドも対中規制検討 AI巡り覇権争い
米国が中国企業を対象にクラウドサービスの利用を制限する準備を進めている。中国企業が米国のクラウドサービスを使ってAI学習を進めることを防ぐ狙いがある。 »
中国独自開発のロボット向け精密RV減速機、量産段階に
自動車タイヤ機器の製造・販売などを手掛ける巨輪智能装備(Greatoo、広東省掲陽市)が自社開発したロボット向け精密RV減速機の量産を開始したもようだ。ロボット製造コストの3割を占める減速機の国産化を意味するもので、海外 »
ASML、輸出規制で24年は中国売上高最大15%影響も
オランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディングのロジャー・ダッセン最高財務責任者(COO)は、24日の業績発表会見で、オランダと米国が新たに発表した高性能の半導体製造装置の輸出禁止措置が発効すれば、2024年の中国 »
CATL、南米・ボリビアにリチウム生産パイロット工場
中国の大手電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL、福建省寧徳市)は17日、ボリビア国営のボリビアリチウム公社(Yacimientos de Litio Bolivianos、以下YLB)との間で、塩水(かん水)から直 »