統計・データ・決算
SMICの7~9月期は減収減益、設備投資拡大で「半導体国産化」推進

中国の半導体受託製造(ファウンドリー)最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC、上海市)が9日発表した2023年第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比10.6%減の117億8,000万元(約2,455億5,800 »
中国半導体製造設備メーカーの受注拡大、背景に国産化率向上

中国の半導体製造設備メーカーが受注を伸ばしている。米国の対中半導体輸出規制を受けて、中国の半導体メーカーが国産設備の買い付けを増やしていることが背景にある。 »
データ海外移転の安全評価を一部免除、中国当局が新規則案

サイバースペースを管理する中国の国家互聯網信息弁公室は9月28日、データの海外移転に関する規制を一部緩和する新たな規則案を発表し、意見公募手続き(パブリックコメント)を開始した。 »
AIチップの寒武紀、業績低迷でリストラ敢行

中国の人工知能(AI)チップ開発大手の中科寒武紀科技(カンブリコン、北京市)が業績低迷に苦しんでいる。今年6月中間期決算は、最終損益が5億4,500万元(約109億円)の赤字だった。赤字経営が続くなか、研究開発(R&D) »
BYDの中間期は純利益3倍、新エネ車販売好調

電気自動車(EV)中国最大手の比亜迪(広東省深セン市、BYD)が28日夜発表した2023年6月中間期決算は、純利益が204.7%増の109億5,400万元(約2,200億円)だった。売上高は前年同期比72.7%増の2,6 »
中国企業の東南アジア向け投資熱冷めず、フィンテック、物流、AIなどVCが有望視

2022年3月から数度にわたる米利上げを背景に一服感がみられた中国企業による対東南アジア投資について、中国のニュースアプリ「虎嗅」は24日、「東南アジアの投資熱はまだ冷めていない」とする記事を掲載した。 »
中国ネット大手の第2四半期、リストラ奏功し収益性向上

中国インターネット大手の2023年第2四半期(4~6月)決算がほぼ出そろった。リストラで収益力を向上させるなど、総体的にコスト削減による経営効率化がみられる内容となった。 »
中国で洋上風力発電への投資活発、政策支援追い風

政策を追い風に中国の上場企業が洋上風力発電事業への投資を加速している。中国の地方政府は、洋上風力開発の拡大を推し進める中央政府の指針に沿って、関連プロジェクトを積極的に誘致しており、目標に掲げる設備容量の合計は8,000 »
中国企業の産ロボ投資再び活発化、需要拡大期へ

中国で産業用ロボットへの投資が水面下で活発化している。産業用ロボット業界は足元で構造調整の“陣痛期”にあるものの、企業の投資の動きから判断して、中国の産業用ロボット需要は新たな拡大サイクルに入ると予想されている。高度化す »
中国のデジタル経済規模997兆円に、今年の主役は生成AI

中国のデジタル経済の規模は50兆2,000億元(約997兆4,300億円)に到達した。インターネット小売市場の規模は9年連続で世界トップとなり、ソフトウエア・情報サービス業の年間売上高は10兆8,000億元の規模にある。 »
トヨタ・ホンダ・日産、日系3大ブランドが中国で販売失速

中国自動車市場で、日本の3大ブランドの新車販売が6月は揃って失速した。トヨタ自動車が6日に発表した中国での新車販売台数は前年同月比12.8%減の17万4,500台と、3カ月ぶりにマイナス成長となった。新エネルギー車(NE »
中国の「自動運転車ブーム」に陰り、開発各社「当面の実用化」優先

世界で巻き起こった「自動運転ブーム」が一旦、下火傾向にある。中国でも同様の傾向がみられ、自動運転分野への投資額は減少。自動運転関連の法環境が不完全な中で、自動運転車を巡る事故も多発しており、開発各社が目指す場所は、完全無 »
半導体検査装置の需要拡大、中国で国産化への期待高まる

米中の貿易摩擦が長期化するなかで、中国で半導体検査装置の需要が大幅に増えている。同装置の国産化が進めば、ファウンドリー(半導体の受託製造)の半導体の量産化も後押しする可能性もある。 »
小米のスマートEV開発、Q1だけで217億円投下

中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ、北京市)の雷軍・会長兼最高経営責任者(CEO)は24日、SNS(交流サイト)を通じて、今年第1四半期(1~3月)はスマート電気自動車(EV)などのイノベーション事業に11億元 »
中国のコンピュータービジョン市場規模、25年に6,000億元迫る

画像や動画から情報を抽出するコンピュータービジョン領域において中国の市場が拡大している。国海証券はこのほど発表したリポートで、同技術を活用した製品の市場規模は、21年の990億元(約1兆9,290億円)から25年に1,8 »