◆国・地域別記事◆
HBM5が29年にも商業化へ 性能の鍵は「浸漬式冷却」

次世代高帯域幅メモリ(HBM5)が2029年にも商業化が見込まれているが、冷却技術が市場競争の主軸になるとみられている。従来、メモリーメーカー各社はパッケージング技術で競ってきたが、今後は冷却能力がその優劣を左右すること »
AMD、AIスタートアップと提携しチップとソフトウェアの革新を加速

米半導体大手、Advanced Micro Devices(AMD、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)は、複数のAI(人工知能)スタートアップ企業と密接な協力関係を築き、自社のソフトウェア技術を強化し、より優れたチップ »
小鵬汽車、自社開発のAIチップ「図霊」を独VWなどに供給へ

中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(シャオペン、広東省広州市)は11日、自社開発した自動運転向けAI(人工知能)チップ「図霊(Turing)」を、ドイツのフォルクス・ワーゲン(VW)をはじめとする他の自動車メ »
MCU業界に再編の波、中国企業がTI、STを猛追

世界のマイクロコントローラ(MCU)市場に地殻変動が起きている。かつて業界をけん引してきたテキサス・インスツルメンツ(TI)とSTマイクロエレクトロニクス(ST)が変化する市場の波にもまれて苦境に陥る一方で、高いコストパ »
中国が新世代光量子コンピューターが初披露 計算性能は最強スパコンに匹敵

光量子コンピューターの開発に従事する中国初の企業、図霊量子(Turingo、上海市)は、11日から13日に上海市で開催された第11回中国(上海)国際技術輸出入交易会(上交会)で、独自開発の光量子コンピューター「「Tur »
広州汽車、初の量産型「空飛ぶクルマ」を発表 価格は168万元以下

中国自動車大手メーカー、広州汽車集団(GAC、広東省広州市)は12日、香港で開催された「2025香港国際自動車およびサプライチェーン博覧会」で、自社開発したマルチローター型の電動垂直離着陸機(eVTOL)「GOVY Ai »
TSMC、米国での半導体工場建設を加速

半導体受託生産(ファウンドリー)世界大手の台湾積体電路製造(TSMC、台積電)はグローバル投資戦略の見直しを進めている。特に米国では、トランプ政権からの国内製造圧力が強まる中、アリゾナ州に建設中の半導体製造拠点「Fab »
華為の任正非氏、「中国半導体企業は多くが優秀」

10日付中国・人民日報は一面に、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)の任正非・最高経営責任者(CEO)へのインタビュー記事を掲載した。華為は米国からの技術封鎖や半導体規制などの主なターゲットとなって »
IC設計の国科微、中芯寧波を買収へ=RFフィルターの国産化に本格着手

半導体設計開発を手がける湖南国科微電子股フン(GOKE、湖南省長沙市)は5日、RFフィルターの開発などを手掛ける中芯集成電路(寧波)(浙江省寧波市)の株式の94.366%を取得すると発表した。国科微はすでに音声・映像のコ »
米国のEDA供給制限、中国で国産化進み影響限定的か

半導体産業の最上流に位置し、「チップの母」とも呼ばれるEDA分野で、米中の技術覇権争いが一段と激化している。米国の半導体設計ソフトウェア(EDA)大手であるSynopsys(シノプシス)とCadence(ケイデンス)はこ »