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中国ネット大手の第2四半期、リストラ奏功し収益性向上
中国インターネット大手の2023年第2四半期(4~6月)決算がほぼ出そろった。リストラで収益力を向上させるなど、総体的にコスト削減による経営効率化がみられる内容となった。 »
サムスンとSK、超高層3D NANDの主導権巡り火花
NAND型フラッシュメモリーの技術が大きく前進する。サムスンとSKハイニックスの韓国の半導体大手2社は相次いで、メモリーセルの積層数が300層を超える超高層3DNANDフラッシュメモリーの技術を公表。超高層3D NAND »
半導体不況続く、ファンドリーは最大3割値下げ
半導体不況が続いている。ファンドリー(半導体受託生産)業界では製造受託費用の引き下げが相次いでおり、最大手の台湾積体電路製造(TSMC)と、傘下の世界先進積体電路(VIS)は、8インチウエハーの価格を最大3割引き下げた。 »
中国の港湾がスマート化、AIや5Gの活用で自動・無人化を実現
中国で港湾のスマート化が進んでいる。天津港第2コンテナふ頭は世界初の「スマート・ゼロカーボン港湾」として、コンテナの輸送から船積みまでの作業の全面無人化が実現している。 »
CATLが新LFP電池、充電10分で航続400キロ実現
車載電池世界大手の寧徳時代新能源科技(CATL、福建省寧徳市)は16日、10分間の充電で400キロメートルを走行できる新型車載電池「神行超充電池」を発表した。フル充電時の航続距離は700キロメートルを超える。年末に量産に »
中国で洋上風力発電への投資活発、政策支援追い風
政策を追い風に中国の上場企業が洋上風力発電事業への投資を加速している。中国の地方政府は、洋上風力開発の拡大を推し進める中央政府の指針に沿って、関連プロジェクトを積極的に誘致しており、目標に掲げる設備容量の合計は8,000 »
米バイデン大統領、中国のハイテク分野への投資制限を発表
米バイデン大統領は現地時間9日、国家安全保障を理由に米国の企業や投資家による中国企業へのハイテク分野での投資を制限する新たな措置への大統領令に署名した。 »
TSMCの欧州工場、100億ユーロ投じ27年末に生産開始へ
半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は8日、同社取締役会がドイツのドレスデンに半導体工場を投資する計画を承認したと正式発表した。同社にとって初の欧州工場。2024年後半に工場の建設を開始し、27年末に生産を »
吉利傘下のスマホ事業・星紀魅族、チップ開発から撤退か
中国の大手自動車メーカー、吉利汽車傘下のスマートフォン事業会社である湖北星紀時代科技(湖北省武漢市、星紀魅族)が半導体チップ開発から撤退するとの観測が浮上した。事実なら、中国スマホメーカーのチップ開発が相次いで暗礁に乗り »
独VW、中国で電動化投資加速 上海汽車や小鵬汽車と提携
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が7月中旬から8月初旬にかけて、中国で電動化分野の投資を加速している。急速に新興ブランドによってスマート化や電動化が進む中国自動車市場での主導権を挽回するのが狙いとみられる。 »
中国でスマート物流市場が急成長、AGV企業の投資活発
中国でスマート物流分野への投資が加速している。モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)といった次世代情報技術の融合が進むにつれて、AGV(自動搬送ロボット)などスマートロ »
上海微電子、28nmプロセスの半導体リソグラフィ装置開発成功か
半導体露光装置の中国最大手の上海微電子装備(SMEE、上海市)は、28nm(ナノメートル)プロセスの半導体製造に使用されるArF液浸露光装置「SSA/800-10W」の開発に中国企業として初めて成功したもようだ。今年末に »
華為が5Gチップ開発を再開、独自EDAツール完成
中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)が5G(第5世代移動通信システム)チップセットの自社開発を進めている。米国が華為と関連企業に対し、米国製の技術・ソフトウエアへのアクセス制限を強化する制裁措置を »
中国、ドローン関連品目の輸出規制を発表
中国商務部や税関総署、国家国防科学技術管理局、中央軍事委員会装備開発部の4部門は7月31日夜、ドローンなど無人機(ドローン、UAV)関連品目の輸出規制を9月1日から施行すると発表した。 »
越EVのビンファスト、8月に米国市場に上場へ
ベトナムの電気自動車(EV)メーカーVinFast(ビンファスト)は7月28日、特別目的買収(SPAC)会社との合併で8月に米国での株式公開を計画していることを発表した。すでに提案された統合事業は米国証券取引委員会(SE »
米ウェイモ、自動運転トラック開発を先送り 配車サービスに専念
米アルファベット傘下で自動運転技術を開発するWaymo(ウェイモ)は26日、自動運転トラック技術の開発を棚上げすると発表した。巨大な商機が眠る配車サービス「Waymo ONE(ウェイモ・ワン)」に専念するためとしている。 »
中国のEV充電料金、各地で値上げの動き相次ぐ 値上がり幅87%も
中国の河南省鄭州市や上海市などで、電気自動車(EV)充電料金が大幅に上昇している。値上がり幅が87%に達する地域も出てきた。EV充電に使用される電力価格の区分が変わったことや、EV充電スタンド運営企業の苦しい台所事情が背 »
「欧州半導体法」発効へ、域内産業育成に430億ユーロ投入
EU(欧州連合)理事会は25日、官民合わせて430億ユーロ(約6兆6,846億円)の投資を行い、2030年までにEUの半導体生産シェアを20%に倍増させることなどを盛り込んだ欧州半導体法案を最終承認した。同方案は、今月に »
中国の中央政治局会議、「AIの安全な発展を促進」
中国共産党は24日、下半期の経済政策の方向を定める中央政治局会議を開き、「人工知能(AI)の安全な発展を促進していく」とする政策指針を発表した。専門家は「安全な発展」という表現について、革新的な発展と、規範的な発展という »
BYDのインド工場設立案、安全上の理由で政府が拒否
インド紙のエコノミック・タイムズは23日、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)がインド南部のハイデラバードに工場を建設する案をインド商工省産業国内取引促進局(DPIIT)が拒否したと伝えた。 »
TSMC、南京で28ナノ強化 米工場の4ナノ生産は遅れ
半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC:台湾新竹市)は20日、江蘇省南京市の工場で、線幅28ナノメートル(nm)型の半導体の生産能力の拡充を進めていると明かした。 »
「RISC-V」自動車領域にも浸透、中国企業も活用へ
完全にオープンな、コンピュータの命令セットアーキテクチャ(Instruction Set Architecture: ISA)である「RISC-V」の応用領域が自動車業界へと広がっている。グーグル、クアルコム、インテル、 »
中国で制御装置「PLC」国産化進む、現地調達率100%の製品も
中国で、外部の機器を自動的にコントロールできる制御装置「PLC(プログラマブルコントローラ)」の国産化を進める機運が高まっている。中国ネット通販大手のアリババ集団傘下の物流会社、菜鳥(ツァイニャオ、浙江省杭州市)がこのほ »
中国企業の産ロボ投資再び活発化、需要拡大期へ
中国で産業用ロボットへの投資が水面下で活発化している。産業用ロボット業界は足元で構造調整の“陣痛期”にあるものの、企業の投資の動きから判断して、中国の産業用ロボット需要は新たな拡大サイクルに入ると予想されている。高度化す »
中国で過熱するLLM開発競争、教育分野に波及
生成系人工知能(AI)ブームをきっかけに過熱する大規模言語モデル(LLM)の技術開発競争は、中国では教育分野にも波及している。LLM分野に投資する企業の中には、多くの教育系企業がみられるようになった。異業種企業の間でも、 »
LiDERから4Dイメージングレーダーに代替進むか、中国で国産化の動き
中国で、自動車のリモートセンシング技術として4次元(4D)イメージングレーダーに注目が集まっている。視野角や解析度が限定される高性能センサー「LiDER(ライダー)」からの代替技術として、中国各メーカーによる国産化が加速 »
鴻海、印ベダンタとの半導体合弁事業から撤退
電子機器の受託生産世界最大手である台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)は10日、インドの天然資源大手、ベダンタ(Vedanta)と立ち上げた半導体合弁会社から撤退したと発表した。2社が同合弁会社の設立を宣言してからわずか »
中国のデジタル経済規模997兆円に、今年の主役は生成AI
中国のデジタル経済の規模は50兆2,000億元(約997兆4,300億円)に到達した。インターネット小売市場の規模は9年連続で世界トップとなり、ソフトウエア・情報サービス業の年間売上高は10兆8,000億元の規模にある。 »
トヨタ・ホンダ・日産、日系3大ブランドが中国で販売失速
中国自動車市場で、日本の3大ブランドの新車販売が6月は揃って失速した。トヨタ自動車が6日に発表した中国での新車販売台数は前年同月比12.8%減の17万4,500台と、3カ月ぶりにマイナス成長となった。新エネルギー車(NE »
中国の半導体材料の輸出規制、商務部「輸出禁止ではない」と説明 規定合致なら許可も
中国商務部は6日午後、定例記者会見を開き、束玉婷報道官はガリウムとゲルマニウム関連品目に輸出規制を8月1日から発動することについて、「輸出管理であって全面的に輸出を禁止するものではない」として、規定に合致すれば許可される »
自動運転チップの黒芝麻智能、香港上場申請
人工知能(AI)チップの製造を手掛ける中国の黒芝麻智能科技(Black Sesame Technologies 、湖北省武漢市)が6月30日、香港取引所(HKEX)のメインボードに上場申請書を提出した。 香港株のメインボ »
中国が半導体材料輸出規制、関連製品の価格上昇か
中国政府は3日、半導体などの原材料となるガリウムとゲルマニウム関連品目の輸出規制を8月1日から実施すると発表した。中国はガリウムとゲルマニウムの生産量で共に世界トップ。中国が両品目の生産量と輸出量を厳格にコントロールする »
中国製造業の「信頼性」を世界トップレベルに、工業部などが目標
工業情報化部、科学技術部、財政部など中国政府5部門は6月30日、「製造業の信頼性向上に関する実施意見」を発表した。機械、電子、自動車の重点産業の製品の信頼性向上に注力し、2030年までに半導体など10種類の重点コア製品の »
中国出前サービスの美団、AIスタートアップを2.8億米ドルで買収 LLMに参入
中国のネット出前サービス最大手の美団(北京市、メイトゥアン)は6月29日、人工知能(AI)スタートアップの北京光年之外科技の発行済み全株式を2億8,500万米ドル(約412億4,000万円)で取得すると発表した。AI生成 »
中国地方政府、ロボット産業振興策を相次ぎ発表
中国の地方政府が、ロボット産業の振興策を相次ぎ発表している。北京市は28日、「ロボット産業の革新的発展に関するアクションプラン(2023~25年)を発表し、ロボットの開発・製造・実用化をサポートしていく方針を明確に打ち出 »
テスラの中国サプライヤー、すでにメキシコに20社進出計画
米電気自動車(EV)大手テスラがメキシコに新工場を建設する計画を進めるなか、中国の部品サプライヤーが続々とメキシコ進出を決めている。北京紙『晩点 LatePost』の概算によると、すでにテスラに部品を供給している中国企業 »
EV需要でSiC市場拡大、世界半導体大手が中国に照準
中国の電気自動車(EV)市場が拡大するなか、世界の半導体大手がEV向けSiC(炭化ケイ素)パワー半導体の需要拡大を見据えて、中国企業と提携関係を構築する動きが加速している。 »
広汽集団、ドローン型の「空飛ぶ車」を披露
中国自動車大手、広州汽車集団(GAC、広東省広州市)は26日、自社開発を進めていたeVTOL(電動垂直離着陸機)型の空飛ぶ車「GOVE」を初披露した。中国で空飛ぶ車によるドローンタクシーの実用化に向けた開発が加速している »
中国で車載電池の生産能力が構造的過剰に、中堅以下は淘汰の危機
中国で電気自動車(EV)の心臓部である車載電池の市場が、供給過剰の問題に直面している。ハイエンド製品が不足する一方で、ローエンド製品の在庫が積み上がるという構造的な供給過剰に陥っており、大手を除く中堅以下の企業が淘汰のリ »
LLMを支える超高速GPU、中国企業がNVIDIA製の代替狙う
大規模言語モデル(LLM)などの生成AIを支える超高速GPU(画像処理半導体)の分野で、中国企業が技術力を磨いている。米国の対中半導体規制の一環として、高性能GPUの対中輸出が禁止されるなか、中国企業は米半導体大手NVI »
中国NEVの税優遇策、27年まで継続を発表
財政部、税務総局、工業情報化部など中国政府3部は21日、新エネルギー車(NEV)向けの税優遇策を2027年まで継続すると発表した。今年末までとしていたが、さらに4年間延長される。NEV市場をさらに拡大させて、低迷する景気 »
LLMで自動運転を進化へ、華為など中国テック企業も開発競争
対話型人工知能(AI)「チャットGPT(ChatGPT)」ブームに沸く中、その応用例として、大規模言語モデル(LLM)を活用した自動運転システムを進化させようとする開発競争が中国でも始まっている。 »
テンセントの犬型ロボット、事前学習済みモデル導入で「知能」獲得
中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント、広東省深セン市)のロボット研究専門組織「Tencent Robotics X」は14日、最新の事前学習済み人工知能(AI)モデルと強化学習技術をロボット制御の分野に応用するこ »
独シーメンス、シンガポールのハイテク工場など20億ユーロの戦略投資発表
電機大手の独シーメンスは15日、中国・成都工場の拡張、シンガポールのハイテク工場新設などを含む海外事業に合計20億ユーロ(約3,060億円)の戦略投資を行うと発表した。 »
バイトダンス、米NVIDIAにGPUを10億米ドル発注か AI開発競争で
動画投稿アプリ「抖音(TikTok)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス、北京市)が今年に入り、米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)にGPU(画像処理装置)を10億米ドル(約1,402億円)分、発注したもようだ »
テスラのライバル、米Fiskerが中国市場参入を発表
米電気自動車(EV)スタートアップのFisker(フィスカー、カルフォルニア州ロサンゼルス)は12日、年内に中国にショールームと配送センターを開設する計画を発表した。米EV大手メーカーのテスラのライバルともされるEVメー »
SFエクスプレス、オフィスビル向け宅配ロボ投入
中国運送最大手の順豊速運(SFエクスプレス、広東省深セン市)はこのほど、深セン市南山区中央ビジネス区(CBD)のオフィスビル内で、自律走行する配送ロボット「方糖」4台を使った宅配サービスを開始した。配送センターから顧客ま »
中国の医薬品開発委託機関がAI創薬に注力、テック企業との提携相次ぐ
製薬会社から医薬品などの開発業務を受託している中国の医薬品開発業務受託機関(CRO=Contract Research Organization)の間で、テック企業と手を組むなどして人工知能(AI)技術を業務に活用する動 »
中国の「自動運転車ブーム」に陰り、開発各社「当面の実用化」優先
世界で巻き起こった「自動運転ブーム」が一旦、下火傾向にある。中国でも同様の傾向がみられ、自動運転分野への投資額は減少。自動運転関連の法環境が不完全な中で、自動運転車を巡る事故も多発しており、開発各社が目指す場所は、完全無 »
中国、脳とコンピューターがつながるBCIの活用を推進
中国が、人間の脳と外部機器をつなげる「ブレイン・コンピュータ・インターフェース」(BCI)の産業育成・発展に注力している。工業信息化部(工業情報省)の趙志国チーフエンジニアはこのほど北京市で開かれた科学技術関連のハイレベ »
双日、中国AIロボットメーカーOrionStarと日本での独占販売契約
双日は5日、中国の人工知能(AI)ロボットメーカー、OrionStar Robotics(北京猟戸星光、北京市)が手がける自動配膳・案内ロボットの日本販売総代理店契約を締結したと発表した。双日は、日本市場のさまざまな分野 »
米、「AEB全車搭載」時代到へ 中国の搭載率は50%
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は現地時間の5月31日、全ての乗用車とライトトラックに自動緊急ブレーキ(AEB)の搭載を義務付けることを盛り込んだ草案を発表した。中国では乗用車へのAEB搭載を義務づける明確なルール »
中国の176ビット量子コンピューター、クラウド経由で外部利用可能に
科大国盾量子公司(Quantumctek、安徽省合肥市)は5月31日、次世代の量子計算クラウドプラットフォームを発表した。中国が開発した超伝導量子コンピューターのプロトタイプ「祖冲之号」と同型のハードウエアとの接続を終え »
アップル、発表観測のMRヘッドセット 中国で開発進むか
今月6日にオンライン方式で開幕する米アップルの開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference23」(WWDC23)で、同社初の複合現実(MR)ヘッドセットが発表されるとの期待が高まって »
中国の3大都市、AI発展計画を相次いで発表
北京市、上海市、広東省深セン市という数千万人の人口を抱える中国の3つの巨大都市の地方政府が5月末までに相次いで人工知能(AI)に関する発展計画(政策文書)を発表した。今年に入って「ChatGPT」など生成AIの普及が爆発 »
半導体検査装置の需要拡大、中国で国産化への期待高まる
米中の貿易摩擦が長期化するなかで、中国で半導体検査装置の需要が大幅に増えている。同装置の国産化が進めば、ファウンドリー(半導体の受託製造)の半導体の量産化も後押しする可能性もある。 »
世界最大の貨物ドローン、水素燃料電池エンジン搭載で24年に商用飛行開始へ
米航空ドローンスタートアップのNATILUS(ナティラス、カルフォニア州サンディエゴ)は25日、2024年の商用飛行を目指して開発を進めている世界最大の商用ドローン貨物機「Kona」に、英航空機開発のスタートアップZer »
韓国政府、サムスンとSKの中国増産規制緩和を米国に要請
韓国政府は、サムスン電子とSKハイニックスの中国工場について、半導体の生産規制を緩和するよう米国政府に要請した。中国当局が米半導体メモリ大手マイクロン・テクノロジーの製品国内の重要インフラ事業者による調達を禁止するとした »
小米のスマートEV開発、Q1だけで217億円投下
中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ、北京市)の雷軍・会長兼最高経営責任者(CEO)は24日、SNS(交流サイト)を通じて、今年第1四半期(1~3月)はスマート電気自動車(EV)などのイノベーション事業に11億元 »
台湾EMS、メキシコでEV関連投資加速へ
北米に近く自動車産業が集積するメキシコで、台湾EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の投資が加速している。広達電脳(クアンタ・コンピューター)は22日、メキシコ北東部のヌエボ・レオン州に10億米ドル(約1,386億円) »
テスラのSiC使用量75%削減方針、中国パワー半導体業界に冷や水
電気自動車(EV)大手の米テスラが3月の投資家向け説明会で、次世代モデルの炭化ケイ素(SiC)の使用量を従来比75%削減する方針を示したことは、中国のパワー半導体業界に衝撃をもたらしている。 »
中国当局、米マイクロン製品の調達禁止を発表
中国の国家インターネット情報弁公室は21日、米半導体大手、マイクロン・テクノロジーの製品に国家安全上の問題があるとして、国内の重要な情報インフラ分野での調達を禁止すると発表した。 »
中国国産の手術ロボット、普及に課題
中国で近年、最先端科学技術分野の投資先として人気を集めてきた手術用ロボットだが、外資ブランドとの差別化や製品品質の課題で医療現場での普及が進まず、国産手術ロボットのベンチャー各社が経営不振に直面している。 »
越境EC「TikTok Shop」、ショップ運営を受託
中国のテック大手、字節跳動(北京市、バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok」に設けられた越境電子商取引(EC)機能「TikTok Shop」は16日、出店者の店舗運営、商品配送、アフターサービスを受託するサ »
北京市がAIの開発ルール案発表、中国の地方政府で初
北京市政府は12日、汎用人工知能(AI)の開発に関するルールや方向性などを定めた規制案「汎用AIの革新的発展を促進する措置(2023〜25)(草案)」を発表した。中国の地方政府がAIの大規模言語モデル(LLM)の産業発展 »
鴻海がインフィニオンと提携、EV向けSiC技術を共同開発
EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)は、車載半導体の開発を強化する。ドイツのインフィニオンテクノロジーズと共同で、電気自動車(EV)の航続距離を延ばす炭化ケイ素(SiC)技 »
アリババ達摩院が再編、自動運転実験室を物流企業「菜鳥」に組み入れ
中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴(浙江省杭州市、アリババ)の先端技術研究機関、アリババDAMOアカデミー(達摩院)が大規模な組織再編を行う。これにより、傘下の自動運転実験室は、アリババ傘下の物流企業「菜鳥網絡(Ca »
BYD、保険会社を買収し免許取得 EV・自動運転販売拡大の要に
中国銀行保険監督管理委員会の公式サイトによると、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)がこのほど、インターネット損害保険会社の易安財産保険(広東省深セン市)を完全買収し、保険免許を取得することにな »
現代自動車、韓国に新EV工場建設 2兆ウォン投資
韓国の現代自動車グループは、2兆ウォン(約2,000億円)を投じて韓国・蔚山市に新しい電気自動車(EV)の完成車工場を建設する。新工場は今年第4四半期(10〜12月)に着工し、2025年に稼働開始する計画だ。 新工場は、 »
中国リチウム電池の億緯リ能、ハンガリーに工場建設
中国リチウムイオン電池メーカーの恵州億緯リ能(リ=金へんに里、EVE Energy、広東省恵州市)は9日、ハンガリーのデブレツェン市内にバッテリー工場を建設すると発表した。ドイツ自動車大手、BMWグループのデブレツェン工 »
米Linkedin、中国本土でのサイト運営停止を発表
米マイクロソフト傘下で、ビジネス特化型SNSのLinkedinの中国法人は9日、同社が中国本土で運営する求人検索プラットフォーム「領英職場(Linkedin)」を8月9日で正式にサービスを終了すると発表した。 »
百度傘下の小度科技、スマホ参入へ EVとつながるIoT戦略か
中国IT大手、百度(バイドゥ、北京市)のスマートデバイスブランド事業部である小度科技は、携帯電話事業に新規参入する。5月下旬に自社初のスマートフォンの発表を予定しており、15日にもその詳細を明らかにする。 »
蘑菇車聯が5.8億元調達、自動運転企業で今年最大規模
自動運転技術の中国スタートアップ企業の蘑菇車聯(Mogo Auto、北京市)はこのほど、シリーズC2ラウンドの資金調達を完了した。調達額は5億8,000万元(約113億1,700万円)に達し、中国の自動運転業界で今年に入 »
中国でLLM人材争奪戦、新卒で年収1200万円も 企業が好待遇で採用
生成系人工知能(AI)技術の進化を背景に、中国でAI生成コンテンツ(AIGC)に関連する求人が急増している。中でもChatGPTの爆発的人気は、LLM(大規模言語モデル)の活用ポテンシャルの大きさを示すこととなり、LLM »
CATLが洋上風力発電事業に参入、新会社設立
中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL、福建省寧徳市)は、洋上風力発電事業に本格参入する。自動車大手が車載電池の自社開発に乗り出すなかで、巨大なポテンシャルを秘める洋上風力発電分野への投資を加速し、収益力の底上げ »
アリババ、生成AI「通義千問」を産業ロボットと接続へ
中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ)の会長兼最高経営責任者(CEO)の張勇氏は4月27日、「ChatGPT」のような同社の大規模言語モデル(LLM)による生成人工知能(AI)「通義千問」を工業用ロボットに »
中国クラウド最大手の阿里雲、最大5割値下げ
中国IT大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ)傘下で、クラウドサービス事業を手掛ける阿里雲智能(アリババクラウド、Alibaba Cloud Intelligence)は26日、大規模な値下げを発表した。主力製品の価格 »
騰訊、独自開発のロボットハンドとロボットアームを公開
中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント、広東省深セン市)のロボット研究専門組織「騰訊機器人実験室(Tencent Robotics X)」は26日、独自に開発したロボットハンドシステム「TRX-Hand」とロボッ »
中国各地、第3世代半導体産業を重点支援
中国の地方政府が第3世代半導体産業を重点支援分野に組み入れている。新エネルギー車や通信基地局、データセンター、軌道交通などの領域での需要拡大を見据えて、関連企業の誘致や産業チェーンの育成を推進している。 »
小米がロボット会社設立、AI搭載ロボ開発へ
中国スマートフォン大手の小米科技(シャオミ、北京市)はこのほど、ロボット事業を手掛ける新会社を設立した。AI搭載ロボットなどを開発する。中国テック企業を代表する小米のロボット会社設立は、人工知能(AI)大規模言語モデル( »
サービス停止から4年、華為がERPを自社開発
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は20日、基幹業務のデータを一元的に統合管理するためのシステム「ERP(統合基幹業務システム)」を自社開発し、「MetaERP」として、従来システムとの置き換えを »
米LiDARメーカーのLuminar、アジアに大規模工場
自動運転車向けの高性能センサー「LiDAR(ライダー)」システムを手掛ける米Luminar(ルミナー)は17日、上海モーターショーの会場で、台湾のタッチパネル大手、宸鴻光電科技(TPK)との業務提携を発表した。アジアにL »
「商用暗号管理条例」修正案が国務院通過、IoTセキュリティーに活用へ
「商用暗号管理条例」の修正案が14日、中国国務院(国会に相当)常務会議を通過した。会議では、「商用暗号の活用と管理を一段と規範化し、ユーザー情報の保護や、国家安全に関わる敏感なデータの安全を確保するというプラットフォーマ »
デジタル活用の配送会社、中国政府が委託ドライバーへの報酬見直し指示
デジタル技術を活用して、個人のドライバーに荷物の宅配を業務委託する運送プラットフォーム企業や、ネット配車アプリ企業など新業態の交通運輸サービス企業に対して、中国交通運輸部は17日、報酬体系の見直しを求める方案を発表した。 »
中国のコンピュータービジョン市場規模、25年に6,000億元迫る
画像や動画から情報を抽出するコンピュータービジョン領域において中国の市場が拡大している。国海証券はこのほど発表したリポートで、同技術を活用した製品の市場規模は、21年の990億元(約1兆9,290億円)から25年に1,8 »
配車アプリの滴滴、初の量産型自動運転車を25年に運用開始へ
中国配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ、北京市)は13日、同社が開発を進めてきた初の自動運転車電気自動車(EV)のコンセプトカー「DiDi Neuron」を初公開した。2025年に量産を開始し、配車アプリサービスと連携 »
LiDER開発に中国メーカー殺到、コスト低減で量産加速へ
自動運転向け高性能センサー「LiDER(ライダー)」の分野で、中国企業が技術力を磨いている。中国新興電気自動車(EV)メーカーの上海蔚来汽車(NIO、安徽省合肥市)が出資する図達通智能科技(江蘇省蘇州市、INNOVUSI »
中国、生成AIの規制案発表 事前審査義務付けへ
中国政府は、「ChatGPT」のような生成AI(人工知能)に対し、新たに規制を設ける方向で準備に入った。生成AIのサービスを提供する際、事前にセキュリティ評価を当局に提出することなどを義務付ける方針だ。 »
アリババ、AI大規模言語モデル「通義千問」発表
中国電子商取引大手、阿里巴巴集団(アリババ)のクラウドサービス事業部門である「阿里雲(Aliyun)」は11日、米OpenAIの「ChatGPT」のような対話型の人工知能(AI)大規模言語モデル「通義千問」を発表した。ア »
「高性能GPU」に注目集まる、中国企業の動き活発
「ChatGPT」のような生成AIを商用化に導く高性能画像処理チップ(GPU)設計の分野で、中国企業が力を付けつつある。中国では次世代のスタートアップ型GPU設計企業が続々と立ち上がっているほか、株式市場では関連銘柄の株 »
AIの新たな概念「MLOps」に注目集まる
人工知能(AI)を効率的に活用できる「MLOps」に注目が集まっている。機械学習(Machine Learning)と運用(Operations)をあわせた造語で、機械学習モデルの実装から運用までのライフサイクルを円滑に »
パワー半導体IGBT、中国企業が存在感示す
電気自動車(EV)に不可欠なパワー半導体デバイスの一種であるIGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)モジュール市場で、中国企業が存在感を増している。IGBTモジュールの供給が世界的に不足するなか、低価格かつ安定し »
3月の中国新エネ車販売60万台、乗聯会予測
中国の自動車産業の業界団体である全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)は、3月の国内の新エネルギー乗用車卸売台数が60万台になるとの予測を示した。前年同月比30%増、前月比20%増の水準。企業別では、BYD(比亜迪)が20万 »
中国、「デジタル・チャイナ」で経済の強化・拡大に注力
中国は今年、デジタル経済の強化・拡大に注力する。通信インフラの増強を図るとともに、国際競争力を持つデジタル産業クラスター(集積体)の形成を急ぐ。 »
華為、22年決算は増収減益
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、深セン市)が3月31日発表した2022年通期決算によると、売上高は前年比0.9%増の6,423億3,800万元(約8兆5,944億円)、純利益は68.7%減の355億6200万元 »
テスラ、CATLと米国にバッテリー工場建設か
米現地メディアが消息筋情報として伝えたところによると、米テスラは中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と提携し、テキサス州にバッテリー工場を建設する計画について、ここ数日にホワイトハウスと協議をしたもようだ。 »
AI開発停止の米署名活動、AIブームの中国に一石投じる
人類と知能を争うAIシステムは社会や人類に深刻なリスクをもたらす可能性があるとして、企業や研究機関に高度な人工知能(AI)の開発を一時停止するよう求める署名活動が米国で始まり、AI開発ブームに沸く中国にも一石を投じている »
BYDの22年通期、EV販売拡大で純利益5倍
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD、広東省深セン市)が28日発表した2022年通期決算は、純利益が前年比445.86%増の166億2,200万元(約3,185億8,200万円)だった。同社は「EV販売の大幅な伸 »