現代自動車、32年までにブラジルに11億米ドル投資 EVや燃料電池車など

韓国の大手自動車メーカー、現代自動車グループの鄭義宣会長がこのほど、ブラジルを訪問した際、2032年までに未来技術や環境保護などにブラジルに11億米ドル(約1654億4000万円)を投資することを約束した。

ブラジル大統領府の声明によると、現代自動車によるこの投資は、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)、水素燃料車(PHV)に焦点を当てる。 鄭氏はブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領に、ゼロ・エミッション目標の達成を目指すEVと水素燃料電池車を含む現代自動車の電動化戦略について説明したという。

現代自動車は2012年11月、ブラジルのサンパウロ州ピラシカバで製造工場の操業を開始した。

ブラジルは、2030年までに温室効果ガス排出量を05年比で50%削減し、50年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げ、多角的な環境政策を実施している。

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