中国の車載用LiDAR市場、25年に43億ドル規模へ

中国で、「自動運転の目」と呼ばれている高機能センサー「LiDAR(ライダー)」市場が拡大している。米フロスト&サリバンの研究リポートによると、2022年の市場規模は前年の4倍強となる26億4,000万元だった。25年には43億1,000万米ドルに拡大する見通しだ。智能制造網が23日伝えた。

中国ではこのほど、「スマートコネクテッドカーの市場投入および公道試験走行道路の展開に関する通知」が発表され、自動運転レベル3・4の実用化に向けた取り組みが政策のお墨付きを得た。これに伴って今後は自動運転レベル3・4技術の普及に弾みがつき、LiDARの需要を一気に拡大させると見込まれる。

中国信息通信研究院技術・標準研究所の報告によると、2023年9月現在で36社の自動車メーカーが次期製品へのLiDAR採用を明らかにしており、中国国内に投入されるLiDAR搭載の新型車は106車種と、同時期に世界で発表されるLiDAR搭載新型車の9割を占める見通しだ。

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、中国は世界最大の自動運転車市場へと躍進し、2030年の同国の自動運転商用車数は800万台に達するとの予測を示した。

中国の大手LiDARメーカーの禾賽科技(Hesai)の2023年第3四半期(7~9月)決算によると、同社の7~9月期のLiDAR出荷台数は前年同期125.5%増の約4万7,000台で、1~9月の累計は13万4,000台に達した。うち先進運転支援システム(ADAS)向けが143%増の4万1,000台、自動運転向けが6,847台だった。

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