(500×80px)(450×80px)(460×80px)(470×80px)(2).png "AAiT")
中国、輸出制限技術に「レアアースの採鉱、選鉱、精錬」追加
中国商務部と科学技術は21日、改定版の「輸出禁止・制限技術リスト」を発表し、即日に施行した。リスト掲載技術のうち34項目を削除し、7項目を修正したほか、４項目を追加しており、そのうち、輸出制限技術に「レアアースの採鉱、選鉱、精錬」を新たに追加する修正を行った。
商務部は、「対外貿易法」と「技術輸出入管理条例」の関連規定に基づいてリストの改定案を行ったと説明した。
改訂版では、「ヒト用の細胞クローン技術とゲノム編集技術」を輸出禁止技術として追加したほか、高性能レーダー、LiDAR（ライダー）システムなど3項目を輸出制限技術として追加した。
中国外務省の王文斌報道官は22日の記者会見で、中国政府が輸出制限技術のリストを拡大し、レアアースと磁石の加工を含めるようになったことについて、「輸出禁止・制限技術目録の改定は、中国が技術発展情勢の変化に適応し、技術貿易の管理を改善するための具体的な取り組みであり、日常的な調整でだ。 改定後のリストは実質的には164項目から134項目に圧縮されている」と紹介。「中国は改革と発展を促進するために、常に開放を主張しており、国家経済の安全保障と発展の利益を守ることを基礎として、国際経済貿易協力を促進するための積極的な条件を整えていく」と述べた。
