北京・華北東北

マレーシアに「漁夫の利」、米中半導体戦争で企業進出加速

マレーシアに「漁夫の利」、米中半導体戦争で企業進出加速

長期化する米中半導体戦争がマレーシアに漁夫の利をもたらしている。自国半導体産業の強化を狙う同国政府の思惑も重なって、中国企業を中心に半導体企業の同国への投資が集中している。 »

中国のIC輸出入、1~2月はプラスに転換

中国のIC輸出入、1~2月はプラスに転換

中国税関総署の7日発表によると、今年1~2月の中国のIC(集積回路)輸出額は前年同期比28.6%増の1607億1000万元(約3兆2821億3500万円)だった。輸入額は19%増の3886億8000万元となっており、年間 »

中国製造業の人手不足3000万人、新エネ車やICT領域など

中国製造業の人手不足3000万人、新エネ車やICT領域など

中国の製造業が人手不足の課題に直面している。「政府活動報告」起草チームの責任者である国務院研究室の黄守宏主任は今年の政府活動報告の内容を読み解いた際、「現在は多くの業界・領域が人材不足の問題を抱えており、製造業は3000 »

中国、23年のオランダからの半導体露光装置の輸入2.8倍に

中国、23年のオランダからの半導体露光装置の輸入2.8倍に

中国税関総署によると、2023年の中国の半導体露光装置の輸入額は前年比120.9%増の87億5,400万米ドル(約1兆2,970億円)だった。そのうちオランダからは183.8%増の72億3,000万米ドルを輸入しており、 »

中国、AI実装を加速へ 「政府活動報告」に盛り込む

中国、AI実装を加速へ 「政府活動報告」に盛り込む

中国で開幕した全国両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議全国委員会会議)は、「AI(人工知能)」がホットなテーマの一つとなっている。 »

中国でロボット向け精密減速機の市場拡大、25年に91億元へ

中国でロボット向け精密減速機の市場拡大、25年に91億元へ

中国でロボット向け精密減速機の需要が拡大している。特に可動部分が多いヒューマノイドロボット(人型ロボット)では十数個の減速機を搭載するケースもあり、市場は2025年に91億元(約1,902億円)に拡大すると予測されている »

米政府、中国のスマートカー輸入とAIデータの禁止措置を発表か

米政府、中国のスマートカー輸入とAIデータの禁止措置を発表か

バイデン米政権は近く、中国のスマートカーやAIデータなどAI関連技術が組み込まれた製品の米国への輸入の禁止措置を発表する。 »

中国製AIチップ、エヌビディア製の代替加速 海光も先進半導体

中国製AIチップ、エヌビディア製の代替加速 海光も先進半導体

米政府が中国への半導体輸出規制を強化し、人工知能(AI)に使われる先端半導体の輸出を厳しく制限するなか、中国企業は規制の対象となる米半導体大手、NVIDIA(エヌビディア)の製品に代替するAIチップの開発を積極的に進めて »

SMICが5ナノ半導体生産へ 華為の次世代プロセッサに対応

SMICが5ナノ半導体生産へ 華為の次世代プロセッサに対応

米フィナンシャル・タイムズによると、中国の半導体最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が、回線路幅5ナノメートル(nm)の半導体を製造する最先端工場を建設する計画を進めている。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が設 »

L3自動運転車の開発競争激化、中国で走行テスト続々

L3自動運転車の開発競争激化、中国で走行テスト続々

中国で自動運転L3(条件付き自動運転)の公道走行テストに向けた企業の動きが活発化している。中国では昨年11月、一般向けの自動運転車の走行テストが解禁され、指定された都市内を自動運転レベル3〜4で試験走行できるようになった »

米NVIDIAの中国向け新AIチップ「H20」、市場価格は230万元から

米NVIDIAの中国向け新AIチップ「H20」、市場価格は230万元から

米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)が中国市場向けに供給する新たな人工知能(AI)チップ「H20」は、市場流通価格が最低でも11万元(227万円)に上昇している。エヌビディアは1万2,000~1万5,000米ドル(約 »

インド、携帯電話部品の輸入関税を引き下げ 

インド、携帯電話部品の輸入関税を引き下げ 

インド政府は、スマートフォンの現地生産を後押しするため、幅広いモバイル機器部品の輸入関税を引き下げた。モディ政権は1日までに、プラスチックや金属製の機械部品、SIMカードホルダー、ネジなどの部品の関税を引き下げると発表し »

東南アジア諸国、「半導体の中心地」狙う

東南アジア諸国、「半導体の中心地」狙う

世界の半導体サプライチェーンの中核をなす台湾が地政学的リスクに直面するなか、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどの東南アジア諸国が台湾に代わる半導体サプライチェーンの新たな中心地になることを狙っている。 »

米、クラウドも対中規制検討 AI巡り覇権争い

米、クラウドも対中規制検討 AI巡り覇権争い

米国が中国企業を対象にクラウドサービスの利用を制限する準備を進めている。中国企業が米国のクラウドサービスを使ってAI学習を進めることを防ぐ狙いがある。 »

ASML、輸出規制で24年は中国売上高最大15%影響も

ASML、輸出規制で24年は中国売上高最大15%影響も

オランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディングのロジャー・ダッセン最高財務責任者(COO)は、24日の業績発表会見で、オランダと米国が新たに発表した高性能の半導体製造装置の輸出禁止措置が発効すれば、2024年の中国 »

米国防総省、27年から中国6社の電池調達禁止へ

米国防総省、27年から中国6社の電池調達禁止へ

米で2023年12月22日に成立した国防権限法(NDAA)案は、米国防総省が2027年10月以降、寧徳時代(CATL)、比亜迪(BYD)など中国企業6社から電池製品を調達することを禁じる内容が盛り込まれ、国防分野における »

中国のデータセンター、「液冷式」に移行へ

中国のデータセンター、「液冷式」に移行へ

生成AI(人工知能)や大規模言語モデル(LLM)といった多大な計算資源を求められる最新AIの普及につれて、消費電力の増加が懸念されるようになっている。これは発熱量の増加を意味するものであり、業界内では冷却方法を見直す動き »

米エヌビディアの中国向け新半導体、販売苦戦か

米エヌビディアの中国向け新半導体、販売苦戦か

米半導体大手、NVIDIA(エヌビディア)が今年第2四半期にも投入予定とされる、米政府の輸出規制に対応した中国向け人工知能(AI)用半導体に関して、中国メディアの集微網は11日付けで、販売は苦戦するとの見方を報じた。 »

中国が車載半導体の国家標準策定へ、25年までに30項目

中国が車載半導体の国家標準策定へ、25年までに30項目

中国の工業和信息部は8日、車載半導体の国家標準制定に向けたガイドライン(指針)を発表した。ガイドラインは、「我が国の車載半導体技術の現状や産業応用の需要に基づき、健全な国家標準システムを段階的に確立する」と明記。2025 »

ナトリウムイオン電池、中国でメーカー開発競争が加速

ナトリウムイオン電池、中国でメーカー開発競争が加速

次世代蓄電池の1つとして期待されるナトリウムイオン電池(NaiB)を巡り、中国電池メーカーの動きが活発化している。同分野にはすでに寧徳時代新能源科技(CATL)、比亜迪(BYD)を始めとする200社を超える企業が進出し、 »

ミニLEDテレビ市場、中国勢が躍進

ミニLEDテレビ市場、中国勢が躍進

ミニLEDテレビ市場で中国企業が健闘している。2023年1~9月は、海信(ハイセンス)、TCL、小米(シャオミ)、創維(スカイワース)といった中国ブランドが軒並み販売を大きく伸ばし、首位を走るサムスンのシェアを削り取った »

ASML、中国へのハイエンドDUV輸出を撤回 米国の要請受け

ASML、中国へのハイエンドDUV輸出を撤回 米国の要請受け

オランダの半導体露光装置大手、ASMLは1日、同社の先端深紫外(DUV)露光装置の輸出ライセンスの一部がオランダ政府から取り消されたと公式サイトで発表した。バイデン米政権の要請を受けた緊急の対応とみられる。 »

中国の蘭製リソグラフィー装置輸入額、11月は前年同月の11倍

中国の蘭製リソグラフィー装置輸入額、11月は前年同月の11倍

香港の英字紙『サウスチャイナモーニングポスト』の報道によると、中国が2023年11月にオランダから輸入した半導体露光(リソグラフィー)装置の総額は前年同月の11倍に急増した。 »

中国の自動車メーカー、EV電池の自社開発を加速

中国の自動車メーカー、EV電池の自社開発を加速

中国の自動車メーカーの間で、電気自動車(EV)電池を自社開発する動きが広がっている。中国のEV市場はし烈な価格競争が繰り広げられており、メーカーはEVコストの4~5割を占める電池の内製化で価格競争力を高める戦略だ。 »

中国、輸出制限技術に「レアアースの採鉱、選鉱、精錬」追加

中国、輸出制限技術に「レアアースの採鉱、選鉱、精錬」追加

中国商務部と科学技術は21日、改定版の「輸出禁止・制限技術リスト」を発表し、即日に施行した。リスト掲載技術のうち34項目を削除し、7項目を修正したほか、4項目を追加しており、そのうち、輸出制限技術に「レアアースの採鉱、選 »

中国でボイラーの低炭素化、30年までの行動計画発表

中国でボイラーの低炭素化、30年までの行動計画発表

中国は省エネルギー・二酸化炭素(CO2)排出削減の取り組みの一環として、電力や暖房、石油化学などの業界や日常生活で広く使われているボイラーの低炭素化に注力する。2030年までに工業用ボイラーと火力発電所向けボイラーの実運 »

米NVIDIAの中国向け新GPU、12月28日発表へ

米NVIDIAの中国向け新GPU、12月28日発表へ

米半導体大手のNVIDIA(エヌビディア)は、中国市場専用となる新しいゲーム用GPU(画像処理半導体)「GeForce RTX 4090 D」を12月28日に発表する。外界では来年の発売が予測されていたが、米バイデン政権 »

日産、中国開発のEVを世界販売へ

日産、中国開発のEVを世界販売へ

日産自動車は17日、中国で開発した電気自動車(EV)を世界で販売する計画を明らかにした。比亜迪(BYD)や米テスラなどは中国の現地生産コストの低さを利用して中国製自動車の輸出を拡大しており、日産も価格競争となっているEV »