上海・華東
中国の「自動運転車ブーム」に陰り、開発各社「当面の実用化」優先
世界で巻き起こった「自動運転ブーム」が一旦、下火傾向にある。中国でも同様の傾向がみられ、自動運転分野への投資額は減少。自動運転関連の法環境が不完全な中で、自動運転車を巡る事故も多発しており、開発各社が目指す場所は、完全無 »
中国の176ビット量子コンピューター、クラウド経由で外部利用可能に
科大国盾量子公司(Quantumctek、安徽省合肥市)は5月31日、次世代の量子計算クラウドプラットフォームを発表した。中国が開発した超伝導量子コンピューターのプロトタイプ「祖冲之号」と同型のハードウエアとの接続を終え »
中国の3大都市、AI発展計画を相次いで発表
北京市、上海市、広東省深セン市という数千万人の人口を抱える中国の3つの巨大都市の地方政府が5月末までに相次いで人工知能(AI)に関する発展計画(政策文書)を発表した。今年に入って「ChatGPT」など生成AIの普及が爆発 »
中国国産の手術ロボット、普及に課題
中国で近年、最先端科学技術分野の投資先として人気を集めてきた手術用ロボットだが、外資ブランドとの差別化や製品品質の課題で医療現場での普及が進まず、国産手術ロボットのベンチャー各社が経営不振に直面している。 »
アリババ達摩院が再編、自動運転実験室を物流企業「菜鳥」に組み入れ
中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴(浙江省杭州市、アリババ)の先端技術研究機関、アリババDAMOアカデミー(達摩院)が大規模な組織再編を行う。これにより、傘下の自動運転実験室は、アリババ傘下の物流企業「菜鳥網絡(Ca »
アリババ、生成AI「通義千問」を産業ロボットと接続へ
中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ)の会長兼最高経営責任者(CEO)の張勇氏は4月27日、「ChatGPT」のような同社の大規模言語モデル(LLM)による生成人工知能(AI)「通義千問」を工業用ロボットに »
配車アプリの滴滴、初の量産型自動運転車を25年に運用開始へ
中国配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ、北京市)は13日、同社が開発を進めてきた初の自動運転車電気自動車(EV)のコンセプトカー「DiDi Neuron」を初公開した。2025年に量産を開始し、配車アプリサービスと連携 »
アリババ、AI大規模言語モデル「通義千問」発表
中国電子商取引大手、阿里巴巴集団(アリババ)のクラウドサービス事業部門である「阿里雲(Aliyun)」は11日、米OpenAIの「ChatGPT」のような対話型の人工知能(AI)大規模言語モデル「通義千問」を発表した。ア »
百度、上海市でも完全自動運転タクシーサービス開始へ
中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)は22日、上海市で完全自動運転タクシー(ロボタクシー)の試験運用許可を取得したと発表した。傘下の自動運転タクシー配車プラットフォーム「蘿蔔快跑」が上海浦東新区で運転手不要の完 »
中国初「量子チップ冷蔵庫」、安徽省で稼働開始
中国の量子コンピューター開発会社である合肥本源量子計算科技(ORIGIN QUANTUM、安徽省合肥市)などで構成される安徽省量子コンピューティング工学研究センターの研究チームがこのほど、中国初となる量子チップ保存用の高 »
華中数控が10億元調達、産ロボ新工場で2万台体制に
中国のデジタル制御システムメーカーの武漢華中数控(湖北省武漢市)は14日、第3者割当増資を実施し、最大10億元(約193億円)を調達すると発表した。産業用ロボットの年産能力を2万台に引き上げるのが狙い。 »
新興EVのNIO、合肥市にバッテリー工場
外電が消息筋情報として伝えたところによると、中国新興電気自動車(EV)メーカーの上海蔚来汽車(NIO、安徽省合肥市)は、本拠地の合肥市に同社初のバッテリー工場を建設する。 »
「アップルカー」、奇瑞汽車が製造受託か
中国自動車大手の奇瑞汽車(安徽省)が、米アップルが開発を進めているとされる「アップルカー」の製造を受託する可能性に注目が集まっている。多くのメディアが関連記事を掲載し、ネット上で議論を呼んでいる。 »
LiDARメーカーの禾賽科技、米ナスダックに上場
自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向けのLiDAR(ライダー)を開発する上海禾賽科技(HESAI、上海市)が現地時間9日に米ナスダックに上場し、中国のLiDARメーカーの上場第1号となった。 »
電池メーカーの国軒高科、ルノー・日産・三菱自アライアンスのサプライヤー入り
リチウムイオン電池メーカーの国軒高科(安徽省合肥市)は2日、東風汽車とルノー・日産の合弁会社である易捷特新能源汽車(eGT New Energy Automotive)がこのほど発表した小型電動SUV(スポーツ多目的車) »
最新の中国製量子コンピューター「悟空」、まもなくお目見え
中国の最新の量子コンピューター「悟空」が間もなくお目見えする。中国初となる量子半導体生産ラインが現在、悟空に搭載する量子半導体を生産している。 »
経営難の威馬汽車、アポロ智慧出行への身売りで事業再生へ
経営難に陥っている中国の電気自動車(EV)メーカー、威馬汽車科技集団(上海市、WMモーター)が再生に向けて外部資本への「身売り」を決断した。高級自動車を手がけるアポロ智慧出行集団は12日、威馬汽車の事業統括会社であるWM »