振邦智能、インドネシアに新拠点建設へ 電子部品製造など展開予定

電子部品メーカーの深セン市振邦智能科技股フン(Genbyte、広東省深セン市)は22日、インドネシアに新たな生産拠点を設立すると発表した。自社資金1100万米ドル(約16億1500万元)を投じ、電子部品製造などを含む事業を展開する見通しだ。
同社はまず自社資金100万米ドルを用いてシンガポールに全額出資の子会社を設立し、さらに香港の全額出資子会社および新設するシンガポール子会社を通じて、インドネシアに孫会社を共同で設立。インドネシア生産拠点の構築に向けた準備を進める。インドネシア孫会社の事業内容は家庭用電化製品の研究開発(R&D)・製造・販売、ソフトウェアの開発および技術サービス、電子部品の卸売・輸出入貿易、半導体および各種電子部品の製造など。
振邦智能は今回の海外投資について、「グローバル戦略における重要なステップであり、海外市場の拡大やサービス体制の強化につながる」とし、海外顧客の多様なニーズに応える体制を構築するとしている。