中国
対中規制強める米国は「ジレンマ」=中国調査会社

中国の半導体市場調査会社の「芯謀研究(ICwise)」は29日、「対中半導体輸出規制を強める米国は、ジレンマに陥っている」という趣旨のリポートを発表した。米国の半導体製造装置メーカーが中国市場を渇望する状況下でも、米政府 »
中国大手企業、ペロブスカイト太陽電池事業へ参入相次ぐ

次世代太陽電池の本命といわれるペロブスカイト太陽電池への中国大手企業の参入が相次いでいる。ディスプレイパネル最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ、北京市)がこのほど、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指す開 »
中国で「スマート製造」関連株が続々登場、11月以降で15社

中国の株式取引市場で、モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)を活用した「スマート製造」関連銘柄が量産されている。多くの上場企業が続々とスマート製造分野に参入しており、株式取引アプリ「同花順」のまとめによると、1 »
中国の車載用LiDAR市場、25年に43億ドル規模へ

中国で、「自動運転の目」と呼ばれている高機能センサー「LiDAR(ライダー)」市場が拡大している。米フロスト&サリバンの研究リポートによると、2022年の市場規模は前年の4倍強となる26億4,000万元だった。25年には »
TCL科技もチップ開発撤退か、傘下会社が解散の情報

中国ディスプレーパネル大手のTCL科技集団(広東省恵州市)が半導体の自社開発を断念したもようだ。中国著名企業によるチップ自主開発断念は、通信機器製造のOPPO(オッポ)、吉利汽車傘下のスマートフォン事業会社である湖北星紀 »
米半導体大手の中国撤退相次ぐ、輸出規制が影響か

米半導体大手の中国市場からの撤退が相次いでいる。米半導体メーカー大手のMarvell Technology(マーベル・テクノロジー)がNANDフラッシュメモリ部門を撤退させる方針のほか、米半導体大手のTexas Inst »
SMICの7~9月期は減収減益、設備投資拡大で「半導体国産化」推進

中国の半導体受託製造(ファウンドリー)最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC、上海市)が9日発表した2023年第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比10.6%減の117億8,000万元(約2,455億5,800 »
アリババ、クラウド事業の分離計画を撤回

中国電子商取引(EC)大手のアリババ・グループ・ホールディング(浙江省杭州市)は16日夜、クラウド部門の阿里智能雲集団のスピンオフ(分離・独立)計画を撤回すると発表した。米国の対中半導体輸出規制の強化が影響したとしている »
米中が気候変動対策で共同声明、製造業などで大規模プロジェクト実施へ

米中両政府は15日、気候変動対策に関する共同声明を発表した。気候問題に対する2国間の作業部会を立ち上げるほか、世界全体の再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍にするとの主要20カ国・地域首脳会議(G20サミッ »
華為、HarmonyOS対応アプリ開発でネット出前の美団と提携

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は13日、中国のネット出前サービス最大手の美団(メイトゥアン)と業務提携すると発表した。華為独自の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony)OS」に対応したネイテ »
中国大手VC、米AIスタートアップに投資加速

中国の大手ベンチャーキャピタル(VC)が、米国でAI(人工知能)スタートアップへの投資を加速している。主な投資対象は主に中国人や中国系米国人が創業したAIスタートアップだ。AIや半導体チップの国産力が経済安保の鍵を握る時 »
半導体露光装置の上海微電子、IPOで微細化装置の開発加速へ

半導体露光(リソグラフィー)装置の中国最大手、上海微電子装備(SMEE、上海市)が新規株式公開(IPO)を目指している。米国、日本、オランダによる先端半導体の輸出規制が強化される中、IPOによる資金調達などで半導体製造装 »
中国の製造業向けソフト市場、国産化転換の機運

中国で製造業向けソフトウエアの国産化機運が高まっている。製造業向けソフトはこれまで、独シーメンス、SAP、仏ダッソー・システムズといった海外大手の独壇場だった。しかし、新興産業の成長や、クラウドコンピューティング、人工知 »
米NVIDIAの最先端半導体、中国「闇市場」で高値売買

中国の半導体メディア『芯潮IC』は7日、米国の対中半導体規制の下で禁輸対象となっている米NVIDIA(エヌビディア)の最先端半導体が、規制をすり抜けて中国の「闇市場」に流入している実態を伝えた。エヌビディアの人工知能(A »
小馬智行、トヨタと共同開発の自動運転ロボタクシーを初出展=中国国際輸入博覧会

中国自動運転技術のスタートアップ、小馬智行(PONY・AI、北京市)は5日、トヨタ自動車と共同で開発した純電気自動車(BEV)の自動運転タクシー(Robotaxi)のコンセプトカーを、上海市で開催されている輸入拡大を目的 »
中国半導体製造設備メーカーの受注拡大、背景に国産化率向上

中国の半導体製造設備メーカーが受注を伸ばしている。米国の対中半導体輸出規制を受けて、中国の半導体メーカーが国産設備の買い付けを増やしていることが背景にある。 »
吉利汽車、本格派のAI搭載ロボットカー「極越01」発売

中国の民間自動車大手の吉利控股集団が、同国インターネット大手の百度集団と共同で開発した人工知能(AI)搭載ロボットカー「極越01」を10月27日に発売した。同車は、高度自動運転に対応するほか、対話型コックピットシステムを »