小鵬汽車、子会社の匯天航空と第5世代空飛ぶ車を発表

何小鵬氏の微博より

中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(シャオペン)は16日、傘下の空飛ぶ車を開発する匯天航空航天科技(広東省広州市)と共同で、第5世代の空飛ぶEV「X2」を発表した。X2は都市の空中交通、観光、緊急支援、警察の巡回などの分野でソリューションを提供し、スマート都市の立体交通の構築に貢献するのが狙いだ。16日付で快科技などが伝えた。

匯天航空航天科技は、小鵬汽車と同社の創業者で董事長兼最高経営責任者(CEO)の何小鵬氏が80%を出資して設立された空飛ぶ車を専門に開発する新興企業。資料によると、同社の趙徳力最高経営者(CEO)は豊富な飛行バイクの開発経験を持つ。

第5世代の空飛ぶEV「X2」は、最大の離陸重量が560キログラム、機体重量は360キログラム、航続時間は35分、最大飛行速度は時速130キロメートルに達する。同時に、複数のセンサーを介して自律飛行経路計画を計算。地上監視、死角なしの環境認識、安全帰還緊急自動着陸システム、100キロメートル双方向でリアルタイム通信を可能にしている。

空飛ぶ車の安全面では、電源ユニットの故障に対応できる8組の独立したバッテリーを持つ冗長電源。さらに、4軸8つのプロペラは複数のモーターの電源をバックアップできる。同製品にはセキュリティとして、カタパルトパラシュート、24時間監視システムなどを搭載している。

飞行汽车要来了!小鹏汇天发布第五代飞行器X2

小鹏汇天

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