華為の最新スマホ「Pura 90 Pro」、イメージング専用チップ「麒麟9030S」を搭載

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は20日、最新スマートフォン「Pura 90」シリーズの中核を担う自社開発SoC(システム・オン・チップ)「麒麟(Kirin)9030S」を発表した。華為が自社開発アーキテクチャとイメージングアルゴリズムの融合において重要な一歩を踏み出したことを示している。
麒麟9030Sはスマートイメージング向けにカスタマイズされたフラッグシップ級SoCで、「Pura 90 Pro」と「Pura 90 Pro Max」が世界初搭載モデルとなる。
公式が公開した技術詳細によれば、麒麟9030SのAI(人工知能)処理能力は飛躍的な向上を遂げている。画像理解能力は驚異の200%向上を達成し、AIカラーエンジンも43%の性能強化を果たした。
ユーザーが最も注目する望遠撮影においても、新SoCがもたらす進歩は顕著だ。望遠動画の解像度が110%大幅向上し、精度が30%強化された望遠手ブレ補正技術と組み合わせることで、遠距離撮影においても安定した精細な映像を捉えることができる。
このSoCのイメージング性能を最大限に引き出すため、Pura 90 Proはハードウェア仕様を大幅に強化した。5,000万画素の超集光メインカメラを搭載し、センサーサイズは1/1.28インチの大型センサーを採用、10段階の物理可変絞りに対応している。また5,000万画素の超集光マクロ望遠レンズと1,250万画素の超広角レンズも搭載する。第2世代の「紅楓原色カメラ」と組み合わせることで、Pura 90 Proは自然な色彩を正確に再現し、一枚一枚の写真に高い質感をもたらす。
シリーズ最上位フラッグシップであるPura 90 Pro Maxはさらに上位の仕様を誇る。5,000万画素の超高ダイナミックレンジメインカメラを採用し、最大4,000万画素の超広角レンズを搭載している。特に注目されるのは、超大型センサーを持つ2億画素の望遠レンズで、高品質な望遠マクロ撮影にも対応している。最高クラスのセンサーと第2世代の紅楓原色技術の組み合わせにより、モバイルイメージングの解像力の頂点を再び塗り替えた。
自社開発チップと最高水準の光学システムの深い連携を通じて、Pura 90シリーズは強固な技術的底力を示した。これはイメージング能力のさらなる飛躍であるとともに、ファーウェイがハイエンドフラッグシップスマートフォンの基準を新たに定義した一作と言えるだろう。




