日立ヤング・リーダーズ・イニシアティブ(HYLI)2024:持続可能な明日のために未来のリーダーを育成

デンパサール(インドネシア)、2024年7月31日 /PRNewswire/ — 「Greening Together: Inclusion & Sustainability(共にグリーンな社会に:インクルージョンと持続可能性)」をテーマとしたHYLI 2024は、著名な講演者と若いリーダーとの間で活発な議論が交わされ、成功裏に幕を閉じました。この若者向けのリーダーシップ・プログラムには、日本に加え、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムなどの東南アジア諸国から32名の優秀な若いリーダーが集まりました。代表者たちは、国連が採択した2030年の持続可能な開発目標の達成に向けた世界的な課題について議論しました。

第17回HYLIが開催されたのは、持続可能性への取り組み、環境に優しいプロジェクト、豊かな文化遺産で知られるバリ島です。バリ島には、12,000世帯にクリーンなエネルギーを供給している日立のヌサペニダ・マイクログリッドもあります。

4日間にわたって開催された今年のプログラムでは、4つの活発な総会を通じ、持続可能な開発の重要な側面に焦点が当てられました。各総会のテーマは「健康と福祉」、「手頃な価格のクリーン・エネルギー」、「不平等の軽減」、「持続可能な都市とコミュニティ」です。

日立アジアの中北浩仁会長は次のように述べています。「日立の信条に忠実に、次世代のリーダーを鼓舞し、育成することは、日立が社会に貢献するさまざまな方法の1つです。HYLIの若い代表者たちが、より持続可能な世界を創ることを目指し、さまざまなアイデアについて議論しているのを見ていると勇気づけられます。HYLIは、このような社会的イノベーターたちに、より包括的な未来を切り開く機会を与えてくれると信じています。」

代表者たちの多様な文化を象徴するように、タベブイアの木がヌサペニダ島のマイクログリッドに植えられました。若者たちは、クリーン・エネルギーを島にもたらすマイクログリッドの操業を見学しました。ヌサペニダの日立マイクログリッドを飾るタベブイアは、美しさ、再生、回復力を象徴し、より持続可能な未来に向けた世界の道のりを反映しています。

「この4日間の経験は本当に素晴らしいものでした。新しい友人に出会っただけでなく、視野も広がりました。ヌサペニダにある日立のマイクログリッドへの訪問に加え、あらゆるパネルセッション、ワークショップ、ディスカッションのおかげで明らかになったのは、持続可能な未来のためにテクノロジーがいかに効果的にクリーン・エネルギーを供給できるかということです。

さらに、メンターシップ・セッションでは、SDGs達成に向けた課題解決にクリティカル・シンキングを応用することについて貴重な知見を得ることができました」とインドネシアのウダヤナ大学バリ校に通うSeyya Viriya氏は述べています。

1999年に第3回HYLIにインドネシアから参加し、現在はインドネシアの新首都ヌサンタラのために資金調達・投資部門の副会長を務めるAgung Wicaksono博士は、若い世代が卓越したスキルを身につける上で不可欠な概念として、持続可能性とリーダーシップの重要性について学生たちに語りました。

「繁栄する未来を築くために、若者に持続可能性とリーダーシップの価値観を植え付ける必要があります。常に進化する世界で生き残り、成功するのに必要なスキルを養う上で、この原則は不可欠です」とAgung博士は補足しました。

1996年の初開催以来、視野を広げ、アジアの価値観と異文化に対する理解を推し進める機会を、400名を超える学生にHYLIは提供してきました。隔年で開催されるこのプログラムは、才能ある大学生が、重要な世界的問題について著名な講師と積極的に議論できる特別な場所となっています。

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