雅創電子、3.17億元追加出資で子会社2社を100%傘下に 

(上海雅創電子集団のウェブサイトより)

中国電子部品商社の上海雅創電子集団(TEXIN、上海市)は23日、子会社2社に追加出資し、100%子会社化すると発表した。同社が同日に開示した資産再編報告書によると、李永紅氏ら株主6人が保有する深セン欧創芯半導体の株式40%と、深セン市海能達科技発展ら株主3人が保有する深セン市怡海能達の株式45%を追加で取得する計画だ。取引の総対価は3億1700万元(約75億3,800万円)に上る。

雅創電子はすでに欧創芯の株式60%と怡海能達の株式55%をそれぞれ保有していた。新たに取得する欧創芯の株式40%の取引対価は2億元で、そのうち1億7216万元を株式、2784万元を現金で支払う。また、怡海能達の株式45%の取引対価は1億1700万元で、そのうち7959万2500元を株式、3740万7500元を現金で支払う。

評価報告書によると、2025年9月30日を基準日とした欧創芯の企業価値(100%株式)の評価額は5億1800万元(評価増価率414.20%)、怡海能達の企業価値(100%株式)の評価額は2億8400万元(評価増価率87.38%)となっている。

雅創電子はまた、最大35人の特定投資家を対象とした株式発行により、上限2億5200万元のマッチング資金を調達する計画もあわせて発表した。この調達額は、今回の株式発行による資産買収の取引価格の100%を超えない範囲に設定されている。調達した資金は、上場会社および対象企業の運転資金の補填や債務償還(1億2600元、全体の50%)、現金対価の支払い(6524万7500元、同25.92%)、車載向け駆動・電源管理チップ産業化プロジェクト(6062万8800元、同24.08%)に充てる予定だ。

資料によると、欧創芯はアナログチップの設計開発企業であり、アナログ集積回路(IC)の設計、開発、販売に特化している。同社の製品はLED照明駆動や電源管理に関連するIC設計に焦点を当てており、「LED照明駆動チップ」と「DC-DC電源管理チップ」の2大製品ラインを擁する。自動車用ライトのアフターマーケットよび電動二輪車市場において高い市場シェアとブランド知名度を誇っている。2025年、欧創芯は売上高9501万8300元、純利益2930万3900元を達成した。

一方、怡海能達は電子部品の代理店・ディストリビューターであり、主に受動部品、ディスクリート半導体、IC、モジュール製品などを取り扱っている。同社はすでに、村田製作所、パナソニック、テルリンク(TELINK)、シグニファイ(昕諾飛)など、世界をリードする電子部品メーカーの正規代理店資格を取得している。2025年、怡海能達は売上高6億4200万元、純利益3232万9100元を達成した。

雅创电子发行股份及支付现金购买资产并募集配套资金报告书(草案)摘要(修订稿)

雅创电子

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