Style3Dの凌迪数字、約1億米ドルを調達

アパレル業界向けに仮想空間上で3Dデザインシステムサービスを手掛ける浙江凌迪数字科技(浙江省杭州市、Style3D)は21日、Pre-B+ラウンド融資で、約1億米ドル(約136億4,000万円)を調達したと発表した。同社は今後、デジタル製品の拡大を加速する。

今回は、高瓴創投と鼎暉などが継続的に投資した。

凌迪数字は2015年11月の設立。主な製品は、仮想空間上で3D(3次元)デジタル化したモデリングソフトウエア、デザイン研究開発(R&D)管理のクラウドサービス(SaaS)、アパレルサプライチェーン取引プラットフォームなどがある。リアルタイムにインターネット上で3Dデザインを共有、閲覧、編集でき、データを保存でき複数人のユーザーで利用できる。消費者にとっても、ファッションスタイルをオンラインで体験することができ、生活のクラウド化にもつながる。

科学技術イノベーションプラットフォームの「智慧芽TFFI」によると、凌迪数字の科学イノベーションの格付けはAクラスで、モデルやテスター関連で30件以上の特許出願と20件以上のソフトウエア著作権を持つ。

国境を越えたデジタルファッションは言語間の壁を超え、中国内外のデザイナーにサービスを提供。現在、凌迪数字の製品はアパレル業界のR&Dや生産のデジタル化をサポートするなど幅広く利用されている。

同社リリースより

凌迪Style3D完成近1亿美元Pre B+轮融资,数字时尚迎来爆发式增长

 

浙江凌迪数字科技有限公司

 

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