米マイクロン、福建普華との訴訟取り下げ和解
米半導体大手のMicronTechnology(マイクロン・テクノロジー)は24日、中国DRAMメーカーの福建省普華集成電路(JHICC、福建省泉州市)との間で、両社がそれぞれ相手方に対する訴訟を取り下げるという和解合意に達したと発表した。
マイクロンは2017年12月、台湾の半導体製造ファウンドリの聯華電子(UMC)と福建省普華集成電路をカリフォルニア州の米連邦裁判所に提訴し、聯華電子がマイクロンの台湾の従業員を通じてメモリーチップの主要技術を含む知的財産を盗み、福建省普華集成電路に渡したのはマイクロンの企業秘密を侵害する行為だと指摘していた。
聯華電子は2021年11月、マイクロンに対して提起していた訴訟を取り下げ、聯華電子がマイクロンに対して機密扱いの和解金を一括で支払うことで和解したと発表していた。