アリババ創業者の馬雲氏、東京大学「東京カレッジ」の客員教授に

(東京大学のリリースより)

東京大学は1日、同大学が運営する新組織「東京カレッジ」の客員教授に、中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ)の創業者である馬雲(ジャック・マー)氏を任命したと発表した。

マー氏に対しては、(1)東京大学の主要な研究テーマについて助言・支援すること、(2)特に持続可能な農業と食料生産の分野で、東京大学の研究者と共同研究や事業を実施すること(3)講演や講義を通じて、起業、企業経営、イノべーションなどについての氏の豊かな経験や先駆的な知見を東京大学学生や研究者と共有することーーー3点での貢献を期待しているという。

東京カレッジは、東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶ組織として2019 年に設立された。 講演会やシンポジウムを定期的に開催している。

マー氏は2019年、アリババの会長職を退任。この1年間は、オランダや日本、タイなどを訪れ農業・水産技術についての知見を深めてきたとされ、4月には香港大学の名誉教授に任命されている。

馬雲(ジャック・マー)客員教授が着任しました

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