速騰聚創と小馬智行が戦略提携、ロボタクシー技術開発で協力
LiDAR(ライダー)による環境センシング技術を提供する中国のスタートアップ企業の速騰聚創(ROBOSENCE、広東省深セン市)と、自動運転技術を手掛けるスタートアップ「小馬智行(PONY・AI)」はこのほど、包括的戦略的パートナーシップ関係を結ぶと発表した。双方の強みを活用し、自動運転やスマート交通分野において幅広く協力していく。
2社は、「自動運転レベル4」に対応したロボタクシーサービスに関し、ロボセンスのマルチセンサ融合技術やスマートシティソリューションのノウハウと、ポニー・エーアイがクラウドプラットフォームを通じて自動運転車両から収集した道路情報を融合し、スマートシティ実現に必要とされるセンシング技術の実用化とソリューションの改良を進める。
ポニー・エーアイの創始者で、最高技術責任者(CTO)を務める楼天城氏は、「LiDARは自動運転技術ソリューションの中で非常に重要なコアハードウエアだ。ロボセンスと共に、最良の自動運転システムソリューションとスマート交通関連製品を開発する」と述べた。
速騰聚創は電気自動車(EV)の小鵬汽車や比亜迪(BYD)など完成車メーカー各社とも戦略提携し、LiDAR技術を提供している。
XPENG G9 Equipped with Dual Automotive-Grade LiDAR Sensors from RoboSense