CATL、第3世代超急速充電電池を発表 6分27秒で98%充電

中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)は22日、第3世代リン酸鉄リチウム(LFP)「神行超充電池」を発表した。この技術的突破はバッテリー性能を大幅に向上させるものだ。同バッテリーは等価10C・ピーク15Cの超急速充電レートを実現し、10%から35%まで1分以内、80%まで3分44秒、98%まで6分27秒での充電が可能だ。中国中央テレビ(CCTV)の科学解説によれば、このバッテリーの航続距離は1,500キロメートル(km)を突破しており、北京から南京までの約1,000kmの行程を途中充電なしに一充電で走り切れることを意味し、新エネルギー車(NEV)の長距離走行における航続距離不安を効果的に解消するという。

軽量化の面でも第3世代神行超充電池は突破を達成しており、バッテリーパックの重量は650キログラム(kg)以内に抑えられ、市場で同等の航続距離クラスのリチウムイオン電池と比べて255kgの軽量化を実現した。安全面では、バッテリーが凝縮状態技術にアップグレードされ、液体が漏れる構造を排除することで、従来の液体電解質の漏洩による発火・爆発のリスクを根本から取り除いた。

また、CATLはナトリウムイオン電池を今年第4四半期(10〜12月)に量産化すると発表した。これは業界のコスト構造を再編する可能性がある。ナトリウムイオン電池(SIB)はコスト面で優位性を持ち、正極材料にリチウムやコバルトを含まないため、戦略的資源の供給ボトルネックを効果的に回避できる。また、動作温度範囲が広く低温性能が従来のリチウムイオン電池を上回るほか、既存のリチウム電池製造設備を転用できるため切り替えコストが極めて低い。

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