イラン軍、「ホルムズ海峡の恒久的管理メカニズム」の実施方針を宣言

イラン軍のハータム・アンビヤー中央司令部の報道官は現地時間13日、ペルシャ湾とオマーン湾の港湾の安全は「すべての者のものであるか、さもなくば誰のものでもない」と述べ、脅威に直面した場合に「ホルムズ海峡の恒久的管理メカニズム」を断固として実施すると強調した。
同報道官はさらに、イランのペルシャ湾およびオマーン海域の港湾の安全が脅かされた場合、この地域内のいかなる港湾も安全ではなくなると警告した。イランの武装勢力は国家の合法的権益を守ることを自然かつ法的な責務と見なしており、イランが自国の領海に対して主権を行使することは「剥奪できない権利」だとも強調した。また、イランの武装部隊は自国の領海の安全を引き続き断固として守り、いわゆる「敵対関連船舶」はホルムズ海峡を通過する権利を持たないが、その他の船舶はイラン軍の関連規定を遵守することを条件に引き続き通行できると重ねて表明した。
分析筋は、イラン軍のこの発言は、イランの港湾を出入りする船舶の封鎖とイランへの攻撃再開に関する米国側の直前の発言を念頭に置いたものとみている。
現地時間12日、米国側の情報として、複数の米国当局者と事情に詳しい関係者が、米国とイランの交渉が合意に至らなかった後、トランプ大統領がホルムズ海峡の封鎖と並行してイランへの限定的な軍事攻撃の再開を検討していると明らかにした。
報道によれば、米軍によるイランへの全面的な爆撃の可能性は低く、それがこの地域の不安定をさらに悪化させる恐れがあること、またトランプ大統領が長期的な軍事衝突に巻き込まれることを望んでいないことがその理由とされている。トランプ大統領はまた、同盟国に長期的な護衛任務を担うよう圧力をかけることも検討しているという。
米国とイランの交渉が不調に終わった後、トランプ大統領は12日、イランが交渉の席に戻るかどうかは気にしないと述べ、米国は米東部時間13日午前10時にイランへの封鎖を実施すると宣言し、イランとの戦争においてNATOが米国を支持しないことへの失望感を示した。




