華為、初の鴻蒙OS搭載のAIスマートウォッチを11日発表へ

(華為の微博より)

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は3日、11日午後2時30分に新型スマートフォン「Pura 80」シリーズに加え、新型スマートウォッチ「WATCH 5」シリーズをリリースすると発表した。

WATCH 5は、基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony)OS5」を標準搭載した初のAI(人工知能)スマートウォッチで、セキュリティー性能の向上、よりスムーズな操作性、そして高度な知能機能を兼ね備えているとされている。WATCH 5シリーズはすでに海外で先行発表されており、42ミリメートル(mm)と46mmの2サイズを展開。スタンダードモデルとハイエンドモデルが用意され、複数のケースやバンドの選択肢も提供される。

華為の公式オンラインショップ「華為商城」では同製品の予約受付が開始されており、価格は2699元(約5万3700円)から3999元となっている。

さらに、WATCH 5シリーズは世界初の次世代の近距離無線通信技術「星閃(NearLink) 」対応しており、位置特定の精度は従来の主流技術の5倍以上、ドアの開閉精度は6倍に向上する。新たに開発された「X-TAPセンサー」も初搭載。PPG(光電容積脈波)、ECG(心電図)、10段階のタッチセンサーを統合しており、指先によるリアルタイムの血中酸素濃度測定が可能だ。

华为终端

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