中国、米国の関税への対抗措置策を検討中=外交部が明らかに

中国外交部の林建報道官は3日、定例記者会見で、米国が中国製品に対する追加関税を課す方針を明らかにしていることについて、「中国は必要なあらゆる措置を講じて自国の合法的利益を断固として守る」と述べ、対抗措置を検討していることを明らかにした。人民日報が3日伝えた。
米ロイター通信の記者が、環球時報の報道などを引用して、「米国が合成麻薬フェンタニルを理由に中国製品に10%の関税を課すとしていることに対し、中国は関税や一連の非関税措置を含む関連対抗措置の策定を検討しているのか。対抗措置には米国原産の農産物や食品への関税が含まれるようだ」と質問した。