新興EVの哪吒汽車、70億元を獲得
中国の自動車メーカー、浙江合衆新能源汽車(合衆汽車)の電気自動車(EV)ブランド「哪吒汽車(Neta)」は29日、クロスオーバー・ラウンドで総額70億元(約1,400億7,000万円)の資金調達を完了したと発表した。
同社の2022年の年間販売台数は15万2,000台に達した。ただEV今年1~7月の納車台数は前年同期比6.11%減の7万2,500台。
哪吒汽車は20年7月に、中国版ナスダックとされる上海証券所の科創板(スターマーケット)への上場申請手続きを開始したと発表した。 今年6月にも親会社である合衆新能源汽車が月内に10億米ドル(約1,467億7,000万円)の香港市場でのIPO申請を検討しているとの報道があったものの、その後に報道を否定している。
中国企業情報サイト「企査査」によると、哪吒汽車は17年9月から22年7月までの間に少なくとも総額150億元を調達している。 これまでの投資家には寧徳時代(CATL)や360集団、華鼎資本、知合出行などがある。