BYD、「漢EV」に自動駐車支援システムを導入



中国大手電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(広東省深セン市、BYD)は5日、自動車の自動駐車を実現する「視覚融合型の自動駐車支援システム」を、EVの新型セダン「漢EV」に導入すると発表した。5日付快科技が伝えた。

同車種の持ち主はBYDの店舗に行くことなく、車両PAD画面の操作でソフトウエアをアップグレードすれば、自動駐車支援システムが導入できる。
BYDの自動駐車支援システムは、8本の短距離超音波プローブ、4本の長距離超音波プローブ、4つの高精細パノラマカメラ、コントローラから構成される。視野角が360度のカメラと超音波プローブを組み合わせ、駐車位置を探し、特定する。ギアやステアリング、ブレーキ、駆動などのシステムを自動制御し、駐車スペースに全自動での駐車を実現した
狭いスペースでの駐車にも利用できるという。

BYDは1995年に深センで設立された、IT部品、バッテリー、EV技術を持つメーカー。2020年7月に販売が始まった「漢EV」は、これまでの累計販売台数が5万2,659台と5万台の大台を突破し、EVの大型セダン市場をリードする車種となっている。

比亚迪汉EV视觉融合全自动泊车系统到来

Tags:

関連記事