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米インテル、中国でAIアクセラレータ「Habana Gaudi2」発表
半導体メーカー世界大手、米インテルは11日、中国・北京でAI製品の発表会を開き、ディープラーニング（深層学習）アクセラレータ「Habana Gaudi2」を発表した。 Gaudi2はAIトレーニングと推論を加速させることに特化しており、中国のユーザーにより高いディープラーニング性能と効率を提供する。
インテルのデータセンター・人工知能事業部エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのサンドラ・リベラ氏は、「インテルは、幅広いハードウェアの選択肢を顧客に提供し、オープンなソフトウエア環境をサポートすることで、AI技術の開発を加速させる。Gaudi2などの提供により、インテルはAIへの参入障壁を下げ、中国におけるAIの未来構築を支援する」と話した。
Gaudi2とメザニンカード「HL-225B」は、第一世代のGaudiハイパフォーマンスアーキテクチャをベースにしており、多面的なパフォーマンスとエネルギー効率の改善により、高性能な大規模言語モデル（LLM）演算を加速する設計がなされており、 以下の機能があるとしている。
・24個のプログラム可能なテンソル・プロセッサ・コア（TPC）
・21個の100Gbps（RoCEv2）イーサネット・インターフェイス
・96GB HBM2Eメモリ容量
・2.4TB/秒の総メモリ帯域幅
・48MBのオンチップSRAMまたインテルの製品がネット出前サービス最大手の美団（北京市、メイトゥアン）や中国IT大手、百度（バイドゥ、北京市）、ITサービス大手の浪潮信息集団（山東省済南市）などに提供されており、大規模モデルの訓練と推論に適した高性能AIサーバー開発などに役立てられていることなども明らかにした。
