北京市、実証区での無人運転車の商業化運行を許可

自動運転車の道路テストから実証区テスト、商業化テストの3段階を経て完全商用化を目指す(北京市発表より)

北京市高級別自動運転モデル区工作弁公室は7日、北京市の実証区内でスマートコネクテッドカーの無人運転の商業化運営を許可すると発表した。関連する規定「北京市スマートコネクテッドカー政策先行区自動運転タクシーサービス商業化試行管理細則」の改訂版に基づき、企業は要件を満たした後、実証区で一般市民向けに完全無人自動運転タクシーの有料サービスを提供できるようになる。

北京市は2021年4月、自動運転のレベルを段階的に普及・推進していくため、スマートコネクテッドカー政策実証区を設立した。 同年10月から11月にかけて、中国で初めて車両に安全担当者を乗せた自動運転のテストとタクシーサービスの商業化テストを実施していた。今年3月には、実証区で無人運転実証を開始し、 これまでに116台の無人運転車両が走行実験を行い、総走行距離は約200万キロメートルに達した。 完全無人自動運転タクシーサービスの商用化テストの累計受注件数は150万件を超え、利用者からの好意的なフィードバック率は95%を超えている。

北京市公安局交通管理局、北京市交通委員会、北京市経済情報化局は共同で 6月下旬、石景山区の一部の道路を自動運転車の実証区道路に指定することを決定している。

自动驾驶“车内无人”商业化试点在京开放

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