人型ロボットの中国UBTECH 、老人ホーム運営のMCSと新会社

UBTECHのロボット(同社リリースより)

人型ロボットを開発する中国のスタートアップ企業、優必選科技(UBTECH Robotics、広東省深セン市)は8日、学研ホールディングスの連結子会社でグループホームや有料老人ホーム事業などを手がけるメディカル・ケア・サービス(MCS、埼玉県さいたま市)の中国子会社、美邸養老服務(上海)と新会社、優邸健康科技(深セン)を設立すると発表した。人工知能(AI)ロボット技術を老人介護などの現場に活用するソリューションを開発し、業界のスマート化を図る。

老人ホームなど介護施設利用者の転倒防止や健康管理、食事管理、移動や運動サポートなどさまざまな場面でAIやロボットの活用が想定されるという。

MCSは4月現在、日本国内で336以上の介護施設を運営しており、介護が最も難しいとされる認知ケア分野での稼働病床数は国内1位。2016年に中国市場に参入し、南通市や広州市、北京市など中国5都市で介護施設を運営している。

UBTECHは、2012年の設立。ロボットの運動計画・制御技術、サーボドライブ、コンピュータビジョンと音声対話、SLAM(自己位置推定と環境地図作成)、ビジュアルサーボ操作、人間とロボット対話、ロボットOSアプリケーションフレームワークの開発などを手がけている。 昨年12月末現在、3,100以上の特許を出願し、1,600以上の特許を取得している。

优必选携手知名养老企业美邸,打造全球顶尖AI与机器人智慧康养整体解决方案

UBTECH Robotics

メディカル・ケア・サービス

美邸养老服务(上海)有限公司

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