車載用チップ開発の凱芯科技、1億元超の融資獲得
車載用チップ開発の北京凱芯科技(北京市)は5月31日、数億元の資金調達ラウンドを完了したと発表した。 車載用チップの技術開発および市場拡大に充てる。
今回の資金調達ラウンドは、豊年資本が主導し、朗マ峰創投が投資した。これまで凱芯科技は、清華大学などからも出資を受けている。
凱芯科技は2021年1月の設立。主にセンサー信号処理、知覚融合アルゴリズム、車両仕様の機能安全SoCアーキテクチャの構築を得意とし、自動車用の高精度測位チップの開発も手がけている。現在の従業員は50人以上で、主に清華大学や北京大学、中国科学院の卒業生らの技術者から成る。今年3月には自動車向けの機能安全国際規格 ISO 26262を取得した。