百度傘下の集度汽車、自動運転EV「ROBO―01」発表
検索エンジン中国最大手の百度(バイドゥ、北京市)の電気自動車(EV)子会社、集度汽車は10月27日、自動運転技術を搭載したEV「ROBO―01」の限定モデルを発表した。価格は39万9,800元(約810万円)。2023年から順次納車を開始する。
集度は2021年の設立当初からスマートカーの製品化を目標としており、「ROBO―01」はその第1号モデル。当初は1,000台を限定販売する予定だったが、夏一平・最高経営責任者(CEO)が発表会の当日に、販売枠をさらに1,000台増やすと宣言した。
「ROBO―01」は、集度汽車に出資する吉利汽車のEV用プラットフォームを採用。ホイールベースは3000mm、ボディサイズは4853×1990×1611mm。
寧徳時代新能源科技(CATL)製の容量100kWhの三元系リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は600キロメートル。0―100km/h加速は3.9秒。
集度は「ROBO―01」の量産モデルも近く発表する。自社第2号モデルについても、2022年広州モーターショーで外観設計を発表する予定だ。