百度傘下の集度汽車、第1弾EVのコンセプトカー公開

L4の自動運転を実現し23年に納車開始

中国のインターネット検索最大手、百度が設立した新興電気自動車(EV)メーカーので集度汽車(上海市)は8日、百度が自社開発したメタバース(仮想空間)「希壌(シーラン)」で、自社第1弾となる量産モデルのコンセプトカー「ROBO-01」を公開した。百度によると、2023年の納車開始を予定している。

同コンセプトカーは、エヌビディアの車載用チップ「Orin X」とクアルコムの「8295」を採用したほか、車外に31個のセンサーを搭載した。L4(特定の条件下で完全自動運転)の自動運転を実現しているとしている。

百度の李彦宏董事長は、5月下旬に行った第1四半期決算説明会後の電話会議で、集度汽車のターゲット市場はファミリーカーであるとし、ファーストモデルの価格は20万元(約390万円)前後になると明かしている。

集度汽車の夏一平最高経営責任者(CEO)は、年末に開催される広州モーターショーで、2号モデルの発表を計画していると述べた。

集度は2021年3月、百度と大手自動車メーカー、吉利汽車(浙江省杭州市)が戦略投資して上海市に設立された。資本金は20億元。今年1月にもAラウンド融資で4億元の融資を獲得している。

 

ROBODAY|集度首款汽车机器人概念车发布会

 

集度汽

 

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