「中国の半導体研究で新たな突破」、科学技術部長が評価

中国の陰和俊科学技術部長は5日、第14期全国人民代表大会第4回会議の部長通道(閣僚記者会見)で、中国の科学技術分野が急速に発展しており、イノベーション指数の世界ランキングが10位まで上昇したと明らかにした。その中で、半導体分野の研究開発(R&D)でも新たなブレークスルーが実現したと強調した。

報道によると、2025年の中国全体の研究開発投資額は3兆9200億元を超え、GDP(国内総生産)比の研究開発投資強度は2.8%に達した。基礎研究への投資も約2800億元に達し、R&D総額に占める割合は7.08%と初めて7%を突破し、過去最高を更新した。

陰和俊部長は、中国の科学技術成果が多方面で顕著になっていると説明した。例えば、ヒューマノイドロボットは春節(旧正月)関連イベントで大きな注目を集め、前年の踊りや手ぬぐい回しに加え、今年は宙返りや寸劇の披露など多様なパフォーマンスを見せた。また、オープンソース型大規模言語AI(人工知能)モデルは世界をリードし、半導体研究でも新たな技術的進展が見られ、医薬品の開発も急速に進んでいるという。

さらに同氏は、今後の科学技術イノベーションは産業ニーズを重視すべきだと指摘。従来の「研究成果が先行し、その後に産業化する」という発想から脱却し、高品質な先端技術の供給を強化するとともに、国家レベルの重大科学技術プロジェクトを加速していく必要があると述べた。

重点分野としては、集積回路(半導体)、AI、生物製造、量子科学技術、ブレイン・マシン・インターフェース、核融合エネルギーなどを挙げ、これらの分野での研究開発を強化することで産業発展をより強力に支える方針を示した。

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