SMIC、25年10~12月期の純利益は23.2%増の12.2億元

ファウンドリー(半導体の受託製造)大手の中芯国際集成電路製造(SMIC、上海市)が10日発表した2025年第4四半期(10〜12月)の売上高は前年同期比11.9%増の178億1300万元(約3990億1120万円)で、上場会社株主に帰属する純利益は23.2%増の12億2300万元となった。基本的1株当たり利益は0.15元。会社は26年第1四半期(1〜3月)の売上高について前四半期並み、粗利益率は18~20%になるとの見通しを示している。
業績変動の要因について同社は、当期におけるウエハー販売数量の増加、稼働率の上昇、ならびに製品構成の変化が主な要因だと説明している。
また公告では、26年を展望すると、SMICにとってはサプライチェーン回帰による機会と、メモリ市場の大きな景気循環がもたらす課題が同時に存在すると指摘した。こうした要因を総合的に勘案し、26年第1四半期のガイダンスとして、売上高は前四半期比横ばい、粗利益率は18~20%とした。外部環境に大きな変化がないことを前提に、26年通期では売上高の成長率が同業他社平均を上回り、設備投資額は25年とおおむね同水準になるとの見通しを示している。
なお業績速報によれば、中芯国際の25年10~12月期の利益総額は16億200万元で、前年同期比41.5%減少した。これについて同社は、当四半期における財務費用の増加および投資収益の減少が主因だと説明している。一方で、非経常損益を除いた上場会社株主に帰属する純利益は前年同期比で増加しており、これはウエハー販売数量の増加、稼働率の上昇、製品構成の変化によるものだとしている。



