米半導体のマーベル、ベトナムに研究開発拠点 中国撤退後

ベトナムの国営通信社であるベトナム通信(VNA)によると、米半導体メーカー大手のマーベル・テクノロジー・グループ(Marvell、シリコンバレー)がホーチミン市に半導体研究開発(R&D)センターを設ける。現地の既存子会社をR&Dセンターに再編する形。

報道によると、マーベルのベトナム子会社は現在約300人を雇用しており、その97%が技術者。今回の再編により、マーベルのベトナムR&Dセンターは米国、インド、イスラエルのR&Dセンターと並ぶ4つ目のグローバルR&Dセンターになる。

マーベルは1995年の設立。シリコンバレーに本社を置き、ブロードバンド通信とストレージソリューションを提供している。

中国では、上海、南京、成都、北京にR&Dセンターを持っていた。上海では800人以上の技術スタッフを抱え、米国本社、イスラエルに次ぐ第3の研究開発センターだったが、昨年10月に中国全てのR&Dセンターに所属する大半を解雇したと発表していた。

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