吉利汽車と米フォード、スペインでEV合弁会社を設立

(吉利汽車集団の発表より)

中国の大手自動車メーカー、吉利汽車集団(Geely、浙江省杭州市)は23日、米自動車メーカー大手のフォード・モーターとスペインのバレンシア工場に合弁会社を設立することで合意した。両社は生産能力の共有を通じて、欧州市場向けに吉利およびフォードブランドの新エネルギー車(NEV)製品を製造し、吉利の欧州ローカライズ戦略の実現を加速させる。

規制当局の承認取得後、合弁会社は2027年上半期に正式に運営を開始し、第1弾となる全く新しい車種が28年にラインオフする予定だ。

フォードのバレンシア工場は年間生産能力が約50万台であり、欧州で最大規模かつ最も先進的な工程を持つ自動車工場の一つ。合弁会社の設立後、バレンシア工場は両社が共有する先進製造センターとなり、生産能力の稼働率と製品開発効率を大幅に向上させ、開発コストを削減する。

計画によれば、吉利汽車はバレンシア工場で2種類の新エネルギーSUV(多目的スポーツ車)を生産する。第1弾の車種は28年にラインオフし、吉利の海外市場における力強な成長勢いを全面的に後押しする。26年上半期、吉利汽車の海外販売台数は47万4000台に達し、前年同期比158%増となっており、海外市場で最も急成長している中国自動車企業の一つとなっている。

吉利とフォードのパートナーシップには長い歴史がある。2010年に吉利控股がフォードからボルボ・カーズを買収して以来、フォードは吉利がボルボブランドを保護し復活させる過程を見届けてきた。吉利とフォードは長期にわたって相互に尊重と信頼を築き、高品質な製造・効率的なサプライチェーン管理・たゆまぬ改善という発展理念を一貫して堅持してきた。新エネルギーへの転換過程において、両社はユーザーニーズを起点として製品と技術のイノベーションを推進し、協力による相互利益の実現を目指す。

吉利汽车与福特成立西班牙合资公司,共享瓦伦西亚工厂产能进行本地化生产

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