アリクラウドのAIエージェント「千問」、一汽紅旗の車載システムに搭載

(阿里雲智能の発表より)

中国自動車メーカー大手の中国第一汽車集団(FAW、吉林省長春市)傘下の紅旗ブランドは26日、中国IT大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ)傘下でクラウドサービス事業を手掛ける阿里雲智能(Alibaba Cloud Intelligence、アリクラウド)の大規模言語モデル(LLM)AIエージェント「千問智能体(Qwenエージェント)」を紅旗のスマートコックピットに組み込み、紅旗のPHEV(プラグインハイブリッド車)モデル「紅旗HS6 」に初搭載すると発表した。

紅旗HS6のインテリジェントコックピットは、アリクラウドが提供するQwenエージェントを基盤として、自然言語理解とマルチタスク並列処理能力の深度融合を実現した。ユーザーは連続した音声指示によって、ナビゲーション計画、飲食店の推薦、スケジュール管理などの操作を同時に完了することができる。システムはリアルタイムで道路状況、天気情報、沿道の店舗情報を統合し、合理的な行程プランを自動生成する。この機能は運転中の手動操作による煩わしさを軽減し、走行安全性と移動効率の向上を目指している。

今回の提携で、アリクラウドはQwenエージェントに対してモデルのトレーニングから端末側へのデプロイまでのフルスタック技術サポートを提供し、車載環境が求める高いリアルタイム性と高い信頼性の下でも安定したレスポンスを確保した。

Qwenエージェントは今後、アリクラウドのエコシステム内の小売やチケット予約、移動サービスなど複数の生活サービス機能を段階的に取り込んでいく予定。将来的にはユーザーが運転を中断することなく、音声指示によって商品の購入、コンサートチケットの予約、ホテルの予約などの操作を完結できるようになり、インテリジェントコックピットは単なる移動ツールからモバイルサービス端末へと進化していくとしている。

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