精測電子、7nm先端プロセス製品の納入を完了

中国の電子計測機器メーカー、武漢精測電子集団股フン(JINGCE、湖北省武漢市)は7月30日、投資家向け情報プラットフォームで同社の一部主要製品が7ナノメートル(nm)先端プロセス検査ソリューションの納入および受け入れ検査を完了したと発表した。現在、より先進的なプロセスに対応する製品の検証が進められているという。愛集微が31日伝えた。
精測電子は、中国国内における半導体検査装置分野のリーディングカンパニーの一つであり、前工程・後工程の全領域における検査ソリューションの体制を基本的に確立している。同社子会社の武漢精鴻は、主に自動テスト装置(ATE)分野に特化し、主力製品はメモリーチップ用のテスト装置だ。Burn-In(エージング)製品ラインは国内の主要顧客から繰り返し大量注文を受けており、CP(Chip Probe)およびFT(Final Test)製品ラインにおいても、関連製品の受注・納入がすでに実現されている。
また、上海精測が提供する膜厚測定装置、OCD装置、電子ビーム装置、半導体用シリコンウエハーの応力測定装置、明視野型の光学欠陥検出装置など、複数の主力製品は中国国内で業界トップクラスの水準にあるとされており、競争優位性を有している。2025年に入ってから、精測電子の先端プロセス対応製品が同社の売上および受注全体に占める割合は着実に増加しており、今後は業績を支える中核として期待されている。



