EVの蔚来NIO、スマホ開発で情報通信機器業界へ参入

欧州に海外初工場も

中国電気自動車(EV)メーカーの上海蔚来汽車(上海市、NIO)の創業者、李斌氏はこのほど、スマートフォンの開発を進めており、米アップルのように毎年1回新製品を開発するスケジュールがあることを明らかにした。快科技などが7月30日伝えた。

李氏によると、蔚来のユーザーが自動車に接続するのに最も重要なデバイスはスマホだと説明。だが、米アップルは、自動車業界に対しては閉鎖的で、蔚来第2世代プラットフォームの車体に超広帯域無線通信(UWB)を標準装備しているが、インターフェースを公開しないなど自動車とEVのシームレスな連携には課題がある。ユーザーの利便性を向上させるため、スマホと自動車のスマート連携を積極的に検討していく。

李氏は「今1億台規模のスマホを販売している企業にはかなわないが、スマホを作るのは難しくない。使いやすいスマホを作ることに挑戦する」と述べた。

スマホ業界関係者によると、蔚来が自動車のオプションとしてスマホを製造する場合、コストは大幅に増加すると指摘。本来、自動車メーカーはスマホメーカーと協力の下でスマホ端末の接続スキームを構築する必要があるとしている。

最近の自動車メーカーは、スマホメーカーとのつながりを緊密化している。大手自動車メーカー吉利集団傘下の湖北星紀時代科技(湖北省武漢市)は7月、珠海市魅族科技(広東省珠海市)の株式79.09%を得て、経営権を取得した。上海汽車集団もスマホメーカーの買収などを検討しているもようだ。

■初の海外工場、ハンガリーで9月に稼働開始

中華工商時報社、新華社電などによると、蔚来はハンガリーで同社初の海外工場を稼働すると発表した。EVのほか充電施設などを生産する。

工場は首都ブタペストに近い、ペスト州ビアトルバギーに建設した。面積は約1万平方メートル。欧州でのEV生産拠点、サービス拠点として位置付け、各種製品の研究開発も手掛けていく。

蔚来のウェブサイトより

蔚来跨界做手机:像苹果那样一年一款 业内人士点评

蔚来宣布在匈牙利建设全球首个海外工厂

蔚来

https://www.nio.com/

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