OPPO、自動運転関連の特許出願
中国スマホメーカーのОPPO広東移動通信がこのほど、自動車の自動運転に関する特許出願を申請したもようだ。これまで培ってきた通信分野の技術を活かし、自動運転車の分野に進出するとみられている。25日付中国の技術ニュースサイトDONEWSが伝えた。
申請の内容は、「衝突防止のための注意喚起の方法、記憶媒体、それらの設備」と「距離測定方法と装置、車載カメラと電子設備」など。
20年9月に開催された北京モーターショーでOPPOは、車載電子メーカーの恵州華陽通用電子(ADAYO)と共同で、車載ワイヤレス充電技術を出展。OPPOの「40W AIR VOOCワイヤレス充電器」と華陽の車載電子技術を統合したハードウエア製品だった。
OPPOの「40W AIR VOOCワイヤレス充電器」は、内部に冷却ファンが搭載され、スマホを56分で充電できる。20年7月には、ワイヤレスでスマホを30分以内で100%充電可能となる「65WAIR VOOCワイヤレス充電器」も公表している。
OPPOは2003年4月に、中国の大手電子機器メーカー歩歩高電子工業を分社化して設立。IоT(モノのインターネット)の分野では、「OPPO WATCH」「OPPOバンド」「OPPO ENCOX」などウエラブル製品を主に製造販売している。