小鵬汽車、「AI天璣」最新バージョン公開

(小鵬汽車のリリースより)

中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(シャオペン、広東省広州市)は24日、次世代スマートコックピットシステム「AI天璣(Tianji)」の最新バージョン「天璣5.4.0」を発表した。世界初となるAI(人工知能)定義車「P7+」に搭載する。

AI天璣は、AI技術をスマートコックピットとスマート運転の両方に適用した初のオペレーティングシステム(OS)。今年5月以降、9回にわたるバージョンアップを繰り返した。天璣5.4.0は、前バージョンと比べて擬人化が5倍に高まったほか、車線変更成功率が53%、迂回成功率が155%に向上された。

小鵬汽車は、天璣5.4.0のオープンベータテスト(OBT)を開始したことも明らかにした。

「P7+」は、エンドツーエンド深層学習を可能とする小鵬汽車独自の自動運転向け大規模言語モデル(LLM)を搭載しており、従来のLiDAR方式に代わる視覚認知方式「AI鷹眼視覚ソリューション」を採用した。エンドツーエンド深層学習を行うLLMを量産車に搭載するのは、小鵬汽車が世界初という。

一图读懂小鹏P7+Al智驾技术发布会

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