遂際動力、大荷重物体の持ち運びができる人型ロボット「CL-1」を発表
汎用ロボットメーカーの深セン遂際動力科技(LIMX、広東省深セン市)は8日、大荷重物体の持ち運びができる新型人型ロボット「CL-1」を発表した。
公開されたビデオでは、CL-1が模擬倉庫の中で、液体の入ったペットボトル入りの重い荷物を持ち上げ、複数の棚の間を移動させる一連の作業をこなしている様子が映っている。リアルタイム知覚ロコマニピュレーションにより、荷物の位置や重量の変化に対応して自身の動作姿勢を調整することができ、マルチタスク能力を備えている。知覚から意思決定、実行まで、環境との相互作用からフィードバックを得て、タスクの計画と実行を適時に修正することができるという。
深セン遂際動力科技は以前、中国大手自動車メーカー、上海汽車集団のプライベートエクイティ投資プラットフォームの尚颀資本などが主導するAラウンドで1億元(約20億7600万円)を調達していた。