広汽埃安が開発の車載電池、12月から生産開始

(広汽埃安のリリースより)

広州汽車集団傘下の新エネルギー車メーカーである広汽埃安新能源汽車(AION、広東省広州市)は12日、自社開発のリン酸鉄リチウム(LFP)の車載電池「因湃電池」の生産を開始すると発表した。

因湃電池は、最大150万キロの電池寿命と4000回以上のサイクル数、146.5Wh/kgのパック全体のエネルギー密度を持つ。ピストルの弾が当たっても発火しない安全性があるという。

広汽埃安新能源汽車は2022年10月、電池の開発を担う広汽埃安因湃電池科技有限公司を設立した。登録資本金は10億元(約201億8000万円)。広汽埃安新能源汽車や広汽乗用車などが共同で109億元を投資して広州市番禺区にパワー電池や蓄電池の開発、生産を行う拠点工場を着工。面積は666ムー(約44万4000平方メートル)。23年10月には建物が完成し、24年3月から6ギガワット時(GWh)の量産ラインを稼働開始し、25年末には36GWhとなる計画。年間60万台分の車載電池を生産し、年産額は210億元に達する見通しだ。

更牛车企电池巨头来了

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