広汽埃安、タイ市場進出を発表 現地生産も視野
中国自動車大手、広州汽車集団傘下の新エネルギー車メーカーである広汽埃安新能源汽車(AION、広東省広州市)は28日、タイ市場への正式参入を発表した。
同日にバンコクで開かれた「2023中国(広東省)ータイ経済貿易交流会議」で、広汽埃安の肖勇副総経理とタイの錦滙集団の黄勇捷会長が協力覚書に調印した。
広汽埃安は年内にタイに東南アジア本部を設立し、タイ市場向け車種の開発や現地生産も検討する。まずタイ市場を開拓し、東南アジアとその周辺地域への輸出販売も視野に入れる。
広汽埃安の今年5月の新車販売台数は前年同月比114%増の4万5,003台と、3カ月連続で月間販売台数が4万台を超えた。今年通年の販売は60万台を目指している。