珞石科技、山東省で新工場を着工
産業用ロボットメーカーの珞石科技(北京市、ROKAE)は2月26日、山東省鄒城市で新たな工場を着工した。自動車部品や電子や家電生産や医療などの領域で需要が広がっている垂直多関節6軸ロボットの生産拡大を目指すとみられる。3月2日付OFweek機器人網が伝えた。
新工場は、山東省鄒城市中心機電産業園で2期に分けて建設する。1期の面積は3,306平方メートルで、主に国際標準のハイエンド産業用ロボット生産ライン、研究開発(R&D)センター、宿舎棟などを設ける予定。2期の面積は3,360平方メートルで、既存のハイエンド機器製造設備を利用してコントローラーやレデューサー、ドライバーなどの部品製造から着手し、さらにシステムからロボット本体の製造までを一カ所に集約させる計画だ。
珞石科技は2014年に設立された。主力製品には、6軸ロボットアーム型のフレキシブル協働ロボット「xMate」などの工業用ロボットや高性能スマート機器などがある。17年には山東省鄒城市に産業用ロボット工場を稼働させているため、2工場目となる。