自動運転用AIチップの地平線機器人、BYDなどから9億米ドル調達

自動運転向け人工智能(AI)チップメーカー、北京地平線機器人技術研発(ホライズン・ロボティクス)は9日、3C輪融資で、3億5,000万米ドル(約366億4,500万円)を調達したと発表した。これまでに獲得した資金は目標を上回る9億米ドルに達したとしている。自動運転向けAIチップの研究開発(R&D)と大量生産を加速する。9日付快科技が伝えた。

今回の融資では、複数の投資企業や機関に加えて、電気自動車(EV)メーカー大手の大手の比亜迪(広東省深セン市、BYD)のほか、長城汽車、長江汽車電子、東風資産管理、浙江舜宇光学、常州星宇車灯など、多くの自動車産業チェーン企業が参画している。

水平線機器人は2015年に設立された自動運転向けAIチップのメーカーで、ソフトウェアの開発も得意とする。同社のAIチップは、既に中国の一部の車両に搭載済みだ。

同社19年8月には、対象物までの距離、位置や形状まで正確に検知できるセンサ技術のAIチップ「征程(Journey)2」を発表し、これまでの出荷量は10万個を超えた。大量生産の自動車向けに機能安全規格を満たしたのは、水平線機器人のAIチップが国内初となる。

21年上半期には、自動運転でL3~4(特定の条件下で完全自動運転)に搭載する、AIの毎秒当たりの処理能力が96TOPSの「征程5」を、続いて400TOPS以上の「征程6」を公開する計画だ。

比亚迪等战略加持!地平线C轮融资达9亿美元 已量产车规级芯片

https://www.gkzhan.com/news/detail/129704.htm

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