華為と国連工業開発機関、「製造業AI」の発展で連携
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)は6日、上海市で開催された「第6回世界人工知能会議(WAIC)」で、国際連合工業開発機関(UNIDO)と産業および製造業における人工知能のためのアライアンス「世界工業・製造業人工知能連盟(AIM Global)」の設立を発表した。 華為はAIM Globalの活動を支援するため、産業用AIの導入事例、研究開発に関する知見、専門家のグローバル・ネットワークを提供する。
AIM Globalは4つの主要分野に注力する。第1に、産業および製造業向けAI技術の研究開発を推進する。 第2に環境および社会基準を含む、産業および製造業におけるAIの倫理的ガイドラインの開発と推進に参加する。 第3にUNIDOは、各国政府および国際機関に対し、産業および製造業におけるAIの応用に関する政策助言を提供し、国家AI戦略の策定を促進する。 最後にAIM Globalは、産業および製造業におけるAIの応用に関するベストプラクティスを推進するーーとしている。