自動車に電子バックミラー設置許可、7月から中国国家基準施行

(中国工業情報化部より)

中国政府は7月1日から、国家標準GB15084-2022号「自動車用間接視界装置の性能および設置要件」を正式施行した。従来の光学式ミラーの代わりに、国が定める技術要件の合う電子バックミラー(カメラモニターシステム、CMS)を自動車に設置し公道を走行できるようになった。

電子バックミラーは、従来の光学レンズの代わりに「カメラ+モニター」の組み合わせで、車外に設置されたカメラが車内スクリーンまたはフロントガラスにライブ画像を送信する。 補助ブラインドミラーの右前と右側をシステムに統合することもでき、車内の対応するディスプレイに表示され、連続した鮮明な画像が形成される。

従来の光学式バックミラーは、視野角の死角の存在、視界の制限、悪天候時の視界のぼやけといった欠点があり事故の原因ともなっていたが、これを補う技術として普及を促進する。

一图读懂强制性国家标准GB 15084-2022《机动车辆 间接视野装置 性能和安装要求》

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