トヨタ、米ミシガン州にEV電池研究所を建設へ
トヨタ自動車は米国時間8日、米国デトロイトの西に位置するミシガン州ヨークタウンシップの北米研究開発本社に4,800万米ドル(約67億円)を投じて新しい電池研究所を建設すると発表した。 電池研究所は2025年までに稼働させる計画だ。
電池研究所はトヨタの電気自動車(EV)向け電池品質を北米の基準に照らして評価し、将来の製品に向けた新しい電池を開発する。 米国内で生産された電池コンポーネントと、他の北米のパートナーサプライヤーから調達した材料も採用する。 またEVの充電パッドや、インフラや電源との接続性についても評価する予定だ。
同時に、ミシガン州アナーバーにあるトヨタR&Dキャンパスも再整備し、バッテリー電気自動車(BEV)のテストなどを行う。
ミシガン州経済開発公社は、トヨタの同電池研究所に対し50万米ドルの補助金と12年間で110万米ドル近くに相当する税制優遇を与えると発表している。