V2X技術で衝突リスク軽減、三菱電機とハンガリーのCommsigniaが提携

三菱電機は24日、インテリジェント交通システムの開発会社であるハンガリーのCommsignia(コムシグニア)とパートナーシップ契約を交わし、車とあらゆる機器を通信でつなぎ相互連携する技術「V2X」の分野で提携すると発表した。

三菱電機は、独自の高精度測位による車両の正確な位置と車両周辺の道路形状や車線情報など地図情報の提供が可能なHDL(高精度ロケータ)を持っており、コムシグニアのV2X技術を組み合わせることで、自車周辺の状況を正確に認識し、前方車両と衝突の可能性がある場合の警告などの精度を大幅に向上できる。例えば、前方車両が急なカーブなどで目視や車両のセンサーで確認できない状況でも、正確な自車位置と他車位置から走行レーンを判別し、衝突の危険性を正確に判断することで、誤警報の削減とドライバーの操作が間に合うタイミングでの警報を実現する。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の安全機能を大幅に改善できるようになるとしている。

Commsignia Ltd.と三菱電機株式会社が車両向けの高度な V2X の実現に向けた戦略的パートナーシップ契約を締結

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